トランスマスター

禁断の惑星のトランスマスターのレビュー・感想・評価

禁断の惑星(1956年製作の映画)
2.0
♯210 SF映画の古典的名作

舞台は西暦2200年
人類が地球外の惑星へ移住を開始した時代。アダムス機長の宇宙船は、怪電波を受信し、惑星アルテア4へ降り立ちます。そこでは20年前に消息を絶ったモービアス博士とその娘アルタがロボットの”ロビー”と共に生きていました。博士はこの星には怪物がいると言うが…。

◆良い点/注目ポイント
・自律型人型汎用ロボのロビーは、人間を殺傷しないセーフティモードが搭載されています。
・潜在意識のイドの怪物と軍人の光線銃を使った対決シーンは、ウルトラマンの科学特捜隊のような香ばしい映像です。
・劇中『タイムボカン』シリーズ並みに「アイアイサー!」の返事が飛び交い微笑ましいです。

◆改善点
・紅一点のアルタの衣装は、セクシーでしたが、髪型が昭和の美容院のポスターのような変なパーマがかかっていて残念でした。

◆総括
・人類よりもかなり進化したクレル人の叡智を活用して自給自足の隠居生活を、楽しんでいたモービアス博士。
彼のスローライフに土足で踏み込んできたアダムス機長の軍人一行。娘のアルタにはセクハラするは、ラストはアレだし色々気の毒な映画でした。

-2024年210本目-