♯40(2025年)愛、孤独、自由への渇望
レオス・カラックス監督
アレックス三部作 第ニ弾
舞台はハレー彗星接近により異常気象が続くパリ、フランス
主人公は通称”おしゃべり”のアレックス
物語は、愛のないセックスによって感染する奇病「STBO」が蔓延する世界で、主人公アレックスが父親ジャックの友人マルクはアメリカ人マフィアからの借金返済のためにアレックスとSTBOワクチンを盗む計画に巻き込まれるところから始まります。
アレックスは、マルクの恋人アンナと出会い、運命的な愛に引き込まれていきます。
◆良い点/注目ポイント
・バイクに乗った天使リーズ
アレックスの彼女で性欲も強くて、アクティブなブロンド美女。私はアンナよりリーズ派です。
・アンナの赤いニット、赤いジャンプスーツ、赤い寝具が彼女の美貌に完全にマッチしています。
またアレックスがどんなにチョッカイを出しても、白髪でハゲでデブのおじさんマルクに心底惚れていてで難攻不落なところが、笑えます。
アレックスの想いが届かずワーゲンビートルをひっくり返して、D・ボウイの『モダン・ラブ』をBGMに全力疾走するシーンは名シーン。
・アレックスがアンナにマルクの寝室で寝るなと懇願してアンナがマルクの家の向かいのホテルに泊まり、アレックスが電話で口説いても「アレックス マルクを救って」という手紙を放り投げる鉄壁のガード。
またそのシーンの直後そこを通りがかる赤ちゃんを連れた女性は、前作『ボーイ・ミーツ・ガール』のヒロイン、ミレーユです。
◆改善点
・無し。
◆総括
・モノクロからカラーになり
ポエム含有量も減りとてもフレンチノワール映画として楽しめました。
作中の中の印象に残ったセリフは…
マルクの相棒ハンスが
アレックスに放った言葉
「若者には金が要る
若いうちに女に貢いでおけば
老いを先に延ばせる。」
とても深い…。
-2025年40本目-