三郎丸

シン・ウルトラマンの三郎丸のレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.8
【パッケージは同じだけど味が違う】

昭和のちびっこたちが大好きなウルトラ戦士が令和に帰ってきましたよ!
妙につるンとしたウルトラマン(首が長め)が怪獣相手に大暴れ。
元々ウルトラマンは子どもたちのもの!細かい設定や説明は不要!!

良いよ!ポイント
・前半の怪獣とのバトル全般。
ワクワクしました。それだけで充分!
・変身シーンの描写
・(昭和から)ウルトラマンは地球を守るため、身を呈して守ってます!

ここは…マイナスよ!
・ウルトラ警備隊(名前は違う)部署のチープさ…どこの出張所よ?
所詮架空の話なので、少数精鋭であればもっと秘密な設定で良いかな…公務員様のシステマチックな話を詰め込んでもあんまちびっこわからんよ!
日本(地球)を守るため、いかにもローグレードっぽいノートパソコン一台で対応してます!笑
・メフィラス星人登場あたりからの減速感
・ゼットンのコレジャナイ感
もろもろ…

日本(地球)規模の話なのに、なぜだか関東エリアでお送りしてます感があり、その違和感が拭えないまま終わった印象。
ただウルトラマンは令和になっても地球人が好きなんだ!というのはよく分かりました!!

長澤まさみ
本作品ではエリートですよ感を出すのですが、雰囲気なのか隙があるんですかね?そうみえないという。
大きくなっても素敵!
(エヴァのアスカっぽい扱いにされてるようでした…)
そして安定のキレイな膝の小僧
本作品も…素晴らしかった!

メラフィス、ゾフィー(光の国とやらの乱暴なものの考えも気になりました…)らとのややまどろっこしいやりとりさえなければ勢い良く終われたのに…ホントにもったいない。
でも映画館で怪獣バトル観れるのはウルトラマン見て育った世代としては贅沢な時間を過ごせました!

おまけ
この作品の衣装担当(伊賀大介氏)は、女優麻生久美子さんの旦那さんですね。
三郎丸

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