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カウントダウンのkuuのレビュー・感想・評価

カウントダウン(2019年製作の映画)
3.3
『カウントダウン』
原題 Countdown.
映倫区分 G.
製作年 2019年。上映時間 90分。

自分の余命がわかるスマホアプリ(末筆にそのアプリ日本版を試したミニ体験談を書いてますので☺️)をダウンロードしたことから、逃れられない死の恐怖に直面する若者たちを描いたホラー。
主人公クイン役をNetflixオリジナルシリーズ『YOU 君がすべて』のエザベス・ライル。
タリタ・ベイトマンらが脇を固める。
監督は新鋭ジャスティン・デグ。

あるパーティの席上で、若者たちが見つけたあるアプリ。
自分の余命時間を伝えるという、そのアプリをスマホにダウンロードし、自分たちの余命年数で盛り上がる中、コートニーに余命3時間の通知が届く。
不安に襲われたコートニーは恋人のエヴァンの車で帰ることを拒み、1人で帰宅する。
コートニーが乗らなかったエヴァンの車が事故を起こし、エヴァンはアプリが周知した時間に謎の死を遂げる。
看護師のクインは、エヴァンの死に疑問を持つが、彼女もまたあのアプリをダウンロードしてしまう。
そして、アプリは彼女の余命3日を告げていた。。。

今作品は、こないな蒸し暑い時期にワイワイとやりながら見て楽しむエンタメ・ホラー映画かな。
人がいつ死ぬかを予言するアプリを中心に展開る筋書きは悪くない。
ある若い看護師は、このアプリケーションをダウンロードした後、自分の命があと3日しかないことに気づく。
しかし、そのアプリをダウンロードした患者の一人が謎の死を遂げ、同じようにダウンロードした患者が謎の死を遂げ、若い看護師は一連の悲惨な死を終わらせるために調査を始める。 
てな感じ。

スマホや、そのアプリが我々の生活に与える影響、そして、Me Too運動の時代におけるセクハラの不吉なケースとか、時代の流れに沿った興味深いプロットで映画を納得させることができます。
今作品の展開は、確かなペースで進み、最初から最後まで無駄な長さを感じることなく楽しませてくれました。
また、中盤には効果的なジャンプ・スケアーがあり、波乱に満ちたラストとは云える。
しかし、今作品は、現代のハリウッド映画の多くが抱える欠点とも云うべき点もあったかな。
ストーリーは浅く、単純明快。
登場人物は取ってつけたようなもので、発展性や深みに欠けてたし、映画の前半3分の1はあまりにもスムーズに始まり、本当の意味で怖くはない。
予想通りの結末は、波乱万丈かもしれへんが、結局は驚き以外の何物でもない。
クレジット前のラストシーンは、極めていい加減なやり方で、続編の可能性を残しとる。
正直、今作品を観ても、深い映画的な感動は得られないし、それは期待できない。
しかし、得られるのは、現代的で楽しく、心をつかむホラー映画であるのは確かかな。
今作品は期待しすぎない期待には応えてくれるが、深い印象を残すことはなかった。

まぁお愛嬌として、
今作品で描かれてたアプリは映画宣伝用にアメリカで作られてるらしく、その日本版アプリが試せるそうなんでやってみた。
Androidで(iPhoneは持ってないのでわかりかねます)ダウンロードしましたよ。
その名も
『余命カウントダウン Countdown App』!!
これ違ったら笑うけど。
2022年7月8日午後10時50分ほぼジャストに小生がやったところ。
開けたとたんオドオドろしい音と、かってにスマホライトを点滅させやがって。
ビビるやないかっ。
マジ映画はあまり怖くなかったが、このアプリの始まりかたはジャンプスケアやん。
ビビった。
んで、結果はじゃじゃん。
35YRS
6DAY
5HRS
20MIN
21SEC
と出た!ヒャッホウ。
この地方に移り住む前は、毎日、血反吐を吐いてて、回りにはもう長くないと囁かれ、医者にも確りとした原因(一応逆流性食道炎とされてたが)は分からずじまいで、死期を感じていたが。。。
なぬ~っ
35年も生きれんのかぁ。
この土地の飯が旨いんか、水が合ってるのか。
35年の余命かぁ~
世のため人のため生きるのは丁度エエねんけどって、チト、余命が長すぎて正直(;´Д`)ハァハァシンドなってきた。
どうせ洒落なら今作品のように直ぐに終わる余命を示して欲しかった。
感想書いたは良いが、その後、更新なくなり、『あのアホ最近感想かいてへんなぁ』なんて囁かれるのは、ある意味伝説になりそうやのにぃ。。。
kuu

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