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約束のネバーランドのkuuのレビュー・感想・評価

約束のネバーランド(2020年製作の映画)
3.0
『約束のネバーランド』
製作年2020年。上映時間118分。
アニメ化(既観途中)もされてて『週刊少年ジャンプ』連載の『約束のネバーランド』を実写化。

エマを浜辺美波、レイを城桧吏、ノーマンを板垣李光人がそれぞれ演じるんは、年齢的(エマは11才のはずが15才の設定)に問題ありそうやし、大ファンの方からしたら不満やとは思いますが、あくまでも個人的見解ですが原作と別の物語としてなら見るならすんなり受け入れれました。
ただ、受け入れたと、作品としての出来、不出来は別やけど。。。

自然の中に建てられた楽園のような孤児院
『グレイス=フィールドハウス』。
そこで暮らす子どもたちは、母親代わりの優しいイザベラ(北川景子)を『ママ』と呼んで慕い、いつか里親に引き取られる日を待ちわびている。
年長者のエマ、レイ、ノーマンも、外の世界で待つ幸せな暮らしを信じていた。
ある日、里親が見つかり孤児院を去ることになったコニーを見送ったエマとノーマンは、彼女が大切にしていた人形を忘れて行ったことに気づく。
コニーに人形を届けるため、近づくことを固く禁じられていた『門』へ向かった2人は、そこで無残にも命を奪われ、食料として出荷されるコニーの姿を目撃する。
彼らが楽園だと信じていた孤児院は、実は『鬼に献上する食用児を育てる農園』で、ママは『最上級の食用児を育てる飼育監』だったのだ。
全てが偽りだったと気づいたエマたちは、孤児全員を引き連れた無謀ともいえる脱獄計画に乗り出す。。。

原作に忠実な組立てしてくれてるのに、数人でセリフをペラペラ話す場面が多くて、観てる者へ情に訴える演技ばかりが目だち、挿入されてる音楽で盛り上げているんは良いのやけど、芝居も含めて停滞をかんじたかな。
また、日本人の容姿と役者の力量、そして重要キャラ3人のどうもコスプレした素人に毛が生えた演劇感がもったいないなぁと思いました。
ただ、物語を追いかけるだけの傍観者の立場で観るなら脚本は悪くない、つまり原作は悪くない割には、物語に入り込ませまいという実写キャラ噛み合っていなかったし残念やったかな。
kuu

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