ホラーマニア斗真

返校 言葉が消えた日のホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)
3.4
放課後の教室で眠りから目を覚ました女子生徒ファンは周囲から人の気配が消えていたことに気づき、誰もいない校内を彷徨っていると次から次へと怪奇現象に襲われるという、台湾発🇹🇼のミステリーホラー。

"幽霊や悪魔よりも怖いのは
     誰も知らない台湾の闇なのだ"

大人気ホラーゲーム「返校 Detention」を実写化した社会派ホラー映画。海外ではもちろん、日本でもホラーゲームが好きな方やホラー映画が好きな方から今もなお根強く愛されています。原作ゲームの世界観を忠実に再現しながら、ゲームをプレイしたことがない方でも楽しめる内容だったように感じました📚

見終わった感想としては、娯楽映画としては面白いのとホラー映画としては怖くはないの2つでした。ですので、見た人が「本作品に何を期待したか?」で評価が分かれそうな気はしました🤔

台湾の歴史に関心を持たない若者たちにも興味を持って欲しいため、深いメッセージやテーマが本作品には含まれていて、台湾の悲しい歴史を知るきっかけにもなりました。確かにホラー映画としてのホラー描写は控えめ(幽霊とかは出てくるが怖くない)で物足りなく感じますが、勉強になる部分や色々考えさせられる部分がいくつかあったので、1つの作品としての出来は良かったです🏫

というわけで、本作品は普段ホラー映画を見ない方やホラー映画が苦手な方に、ホラー映画のテイストを楽しんでもらうという意味ではオススメだと思います。まだ見ていない方は是非‼︎👍

※いつか原作のゲームをプレイしてみたい…🎮