韓国では有名なベテラン女優ナ・ムニと子役キム・スアンとの65歳差のコンビが演じる、たくさんの愛が詰まったヒューマンドラマ。

仲のいい犬が３匹山に住んでいました。
ある日、父犬と母犬は子犬のエサを探しにいき、猟師に捕まってしまいました。
子犬は鳴きながら親犬を捜すうちにヘトヘトになり、倒れてしまいました。
その時一人の女性が通りかかりました。
その女性は何日も麻布が売れないので何も食べていませんでした。
子犬を見つけた女性は目を輝かせました。
家に着いた女性はお湯をグラグラ沸かしました。
そしておなかをさすりながら子犬に近づいたのです。
女性は後ろに隠していたものを……

一人で生きてきた72歳の老婆マルスンのところに、突然、会ったことも聞いたこともない孫娘のコンジュが乳児の妹チンジュを連れてやってくる。
3人の生活が始まるが......
「迷子になったの？」
「お祖母ちゃんとはぐれました」
「コンジュ　絶対忘れない名前だ」
「家族になってくれてありがとう」　　

孤児、貧困、格差社会、医療格差、認知症、老人介護など韓国が抱える社会問題に触れながらも、いろいろな愛がたくさん詰まった作品です。
終盤に涙、そしてラストも涙。
ユーモアも交えた心あたたまる素晴らしい作品です。　　

第1回江陵国際映画祭の開幕作品
2020.11　第33回 東京国際映画祭 提携企画 オンライン「コリアン・シネマ・ウィーク2020」にて鑑賞

帰りの飛行機で号泣

コリアンシネマウィーク2020にて視聴。

国民的俳優ナ・ムニとキム・スアンちゃんの共演ということで、安心して身を任せて観ました。
少女が過ごしたおばあちゃんとの短い季節。
子どもたちの交流にも思わず笑いがもれる。
純粋に泣けた。