台湾⼈の⺟と暮らす玲(14)。⾔葉の壁にぶつかりDVを受けている。ある夜、暴⼒に耐えかねた玲は家を⾶び出し葵(27)に保護される。会社に馴染めず、上司からセクハラを受けている葵。⼆⼈はある事件をきっかけに共犯者として逃亡することに…。導かれるようにたどり着いた旅館「⼭城屋」で2⼈の不思議な共同⽣活が始まる−
東京で⺠泊を営む李⾵(朱賀)は、近所で個展を開いていた画家の王洋(王⼀博)と出会う。李⾵は、王洋に⺠泊で絵を飾ることと接客の⼿伝いを提案し、⼆⼈の同居⽣活が始まる。季節が過ぎたある⽇、王洋…
>>続きを読む大人への失望。親への憎悪。誰ともつながれない寂しさと疎外感。それぞれに闇を抱えながら、音楽を通じてつながりあう3人の中学生。夏休み、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集っては、足りない何かを埋…
>>続きを読む児童養護施設で⺟の迎えを待ちながら暮らす優太(⽩⿃晴都)。ある⽇、偶然⺟の居場所を知った優太は、会いたい⼀⼼で施設を抜け出した。しかし、そこにいたのは同居する男に依存し⾃堕落な⽣活を送って…
>>続きを読む片田舎の病院に怪我をして入院した14歳の陽(小松未来)。彼女はいつも優しく接してくれていた看護師の弥生(桜井ユキ)に対し、特別な感情を抱き始めていた。だが退院の日、弥生が突然看護師を辞めた…
>>続きを読む学校でも家庭でも孤立した9歳の少女かがりは母とマンション暮らし。時折心が乱れるときは、音叉の響き<A音>に耳を澄まして心を調律した。高層ビル街の上空-青森の下北半島から上京し、ゴンドラに乗…
>>続きを読む神崎(野村⼀瑛)は何か思い詰めた表情で、街へ出かける。タクシーが捕まらず、背中を丸め道端に座り込んでいると車道越しにひったくり現場を目撃。⼀心不乱に走り出した神崎は、ひったくりをしていた山…
>>続きを読む世界中を旅しながら紀行文エッセイを執筆しているフランスの女性エッセイスト・ジャンヌ(ジュリエット・ビノシュ)。とあるリサーチのため、アシスタントと共に奈良の吉野を訪れ、杉の木立が連立する山…
>>続きを読むある夏の夜。ガールズバーの仕事をクビになった21歳の枝波時子(木下美咲)は、行くあてもなく東京の街をさまよい、都会の喧騒から逃れるように幼少期を過ごした田舎町に向かった。そこは時子が8歳ま…
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