ねこ無双

PORTALS ポータルズのねこ無双のレビュー・感想・評価

PORTALS ポータルズ(2019年製作の映画)
3.0
フィルマで脅威の1点台を叩き出した衝撃作?

真理の扉という共通する事象に面した人々という共通項はありながら、それぞれのエピの登場人物はリンクしないので、オムニバスと言ってもいいんじゃないかな?
投げっぱなしなので、世にも奇妙な物語のつもりで観たらいいのかも。

監督さんたちは、
1.ティモ・ジャヤント監督
(シャドー・オブ・ナイト、ヘッドショットの…! これが目当て)編。
2.リアム・オドネル監督
(スカイライン奪還←作風知りたくて予習しました)編。
3.エドゥアルド・サンチェス監督
(あのブレアウィッチ・プロジェクト監督) AND
グレッグ・ヘイル監督(←誰ですか状態です)編。

低評価の嵐に構えて観たせいか、思ったより悪くないやん⁉︎
だってもっと酷いの観たことある…
どれがどの監督か前情報なしで鑑賞し、
最後のクレジットで答え合わせしました。
ちょっとしたクイズ感覚で。

もしかしたら、これがティモ監督って思ったんだけど、もしかして外れてたらどうしようとドキドキ。
外れてたら、こりゃ罰としてティモ監督の映画おさらい行脚しなきゃなんて思ったり。
結果、ティモ監督は当たり。
でも、予習したリアム監督はどれか正直観てる時はわからなかった。予習のかいなし。

『サラ』編は事件が起こるまでのうねりになかなか見どころがあった。
地下駐車場にいつの間にか人がぬうっと集まってくるのは不気味。
ドアに消えてく人を見て、驚いてドアの裏を見に行く主人公が面白かった。
あれはテレビのマジックショーで観た事があります…。

『アザー・サイド』編
異次元を行ったり来たりの代償として差し出すものは…。
ドッペルゲンガーは自分のようで、自分じゃない。
あと目玉でろーんは良かったのでまあまあまあ。

『コールセンターⅠ&Ⅱ』とエピローグ部分はうーん…でした。ここは無くてよし。

大好きなジャーロ映画で投げっぱなしの耐性がついてるせいか、最後まで楽しめました👌
監督当てクイズも良かったし…
でも、おすすめは…うん、しません。