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ある夏のリメイク
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『ある夏のリメイク』に投稿された感想・評価

オリジナルの『ある夏の記録』より全然いいと思った。ドキュメンタリーはフィクション以上にカメラを世に問いかける武器のようなものとして使いやすくなりがちなものだと思うが、カラオケのシーンやダンス、卓球で遊ぶシーンは「幸福ですか?」という高尚な次元の問いから離れて、しかしなによりもその場における幸福な瞬間を記録している。それは寧ろただ撮っているだけのホームビデオに近く、カメラが武器になどなるはずもない。
ただそうしたホームビデオ的な映像がそれでも映画として成立しているのは、撮影した記録が映画館で上映され、上映後にあらゆる人の目に映った映像が議論されているからだ。映画館の座席は誰もがスクリーンに対峙する形で設計され、人と人がテーブルを挟んで向かい合って議論をするような空間ではない。あくまでプロジェクターから発せられスクリーンに投影された映像の印象をそのまま語る観客は、2人の監督へ向かって発信するプロジェクター的存在となる。視線から解放された世界の中で映画だけを頼りに彼らが居合わせていることそのものが社会だと示す。
だからこそ、この映画はあくまでシネマヴェリテなんてものは意識してないと2人の監督は口を揃える。
リメイクという手段によって出演者はある役割をカメラの前で果たしながら「これは私のこととは違う」と愚痴るのは当然だ。この映像の目的は映画制作の名の下に集まった人々を映画館の座席に座らせるためのものであるし、映画は演じてようがそうでなかろうが自分自身から発せられたとは思えぬ言葉を拾ってしまう虚構の世界であることを知っているからだ。
真実足り得る瞬間なんてものは寧ろ武器のようなカメラのショットから解放された瞬間にこそ立ち現れるのであって、カメラの前でどれだけ真摯に言葉を発する以上に映像はすべての言葉を上回る時間と空間を立ちあげる。

ただあの映画館での上映シーンで監督たちが映ることがあったとしても、彼女たちの意見が肉体から発せられていいものかと思ってしまった。
ssss
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インタビュー?寄せ集めた人たちが被差別者ばかりで狙ってる感あったけどおもしろかった
みられていることを理解した上でのその先
Ciné ma vérité
4.1
難しい、フランス人になりたい

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