恋とボルバキアの作品情報・感想・評価

恋とボルバキア2017年製作の映画)

上映日:2017年12月09日

製作国:

上映時間:94分

3.8

あらすじ

「恋とボルバキア」に投稿された感想・評価

きよこ

きよこの感想・評価

3.8
自分を好きでいること。
これは厄介な課題だ。
嫌いなところも沢山知ってるから。

この国では…
自尊感情は低い方が美化される傾向がある。
承認欲求は絶えず溢れかえってくるのに。

誰を愛しても、愛されても。
自分の居場所がそこだったら。

それでいい。

皆さん。ちゃんと愛してますか?
ちゃんと愛を伝えていますか?

劇中の雑誌編集者みたいに、都合よく相手の気持ちを利用していませんか?
それを承知で、愛されたいと願っていませんか?

心を撃ち抜いてくる。。。


なぜか。。。
いちこちゃんの長年の思いが昇華された瞬間に感涙しちゃいました。

いちこちゃんを見つめる女の子の表情に笑いが込み上げて、笑っちゃいました。

なかなかの佳作でした!
LGBTQというワードも自然とTVで見かけることも多くなった最近、そういう風潮を良いものとして捉えてたけれど、この映画を見ると、多様性を謳ってはいても人を枠組みに分類しようとする習慣は変わってないのではと気付いた。本当の理解って、分類することじゃなくてありのままを受け入れることなのでは…

強い意志と、自然にありのままに生きていこうとしてる姿がとても魅力的。自分は性に関する悩みはないけど生き方に関する悩みはそれなりにあるので、行動力のある方たちばかりで羨ましく思えた。生き辛さに打ちひしがれるような現実的な部分を強調しない点が、安易に「大変そう」で片付けてなくって良かった。

パンフや小野監督の話を聞いて、ドキュメンタリーという、現実を作品として完成させる困難さや不安定さがすごく伝わった。見れて良かったです。

男とか女とか以前に、人間らしい感情が溢れている。わたしも、きもちに正直でいたい。
構成や映像技法であっと言わせるタイプのドキュメンタリーではなく、監督と被写体の関係の構築の仕方が良いから被写体に惹きつけられるタイプのドキュメンタリー。

スナックでいちこさんをじーっと見つめる女の子のカットはずるいよな〜。

登場人物が多い分もうちょっと編集でスッキリ見せてくれてもよかったかなとは思うけど、このテーマに着地点などないのだからこういう構成のほうがいいのかな。
はじめ

はじめの感想・評価

3.7
バイセクシャルとレズビアンのカップルや、彼女がいる男に恋する男の子、化粧男子やタクシー運転手の女装家などが登場する。それぞれかなりディープな部分にまで踏み込んでいる。

映っている本人たちもどこか映画に参加しているような感覚なのだろう。監督の、被写体との関係性を作る力は素直にすごいと思った。

カメラの前だからこそというのもあるだろうけど、本気で誰かを、あるいは自分を愛する人たちを見て、自分の無気力さ、薄情さを思い知らされたような気がして、すこし落ち込んだ。

現在日本のドキュメンタリー。
TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.7
ボルバキア (Wolbachia pipientis) は節足動物やフィラリア線虫の体内に生息する共生細菌の一種で、特に昆虫では高頻度でその存在が認められる。ミトコンドリアのように母から子に伝わり(遺伝し)、昆虫宿主の生殖システムを自身の都合のよいように変化させることから、利己的遺伝因子の一つであると見なされている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%AD%E3%82%A2
あやか

あやかの感想・評価

4.5
自分の生き方や恋や性に一生懸命向き合って、動いている人たちが描かれていて、勇気づけられた。
普段なら絶対聴かない苦手な部類の歌がいつもとは違う角度で胸に迫ってきて、寄る辺なさと切なさで言葉がないです。
スナックで隣の一子さんをじーっと見つめる女の子の表情が忘れられない。
milagros

milagrosの感想・評価

4.3
「ほんとうの自分」なんて、一生分からないけど、でも自分の感情を大事にして誠実に生きようとする人たちの姿が、うらやましくて、かっこよくて…。化粧する人みるの、すごい好き。
男と女、LGBTQっていう言葉にとらわれたくない、操られたくない。その前にある、生の、直感的な感情的な何かを大切にしたい。
普通という言葉が持つ、
矛盾を突きつけられたような感覚になりました。