一般大衆向けの「娯楽映画」はまだ死にはしないかもしれないが、「映画芸術」はどうだろうか。
「666号室(1982)」から今にまで、問題の深刻さはさほど変わりがないように見えて、配信サービスの拡大、次…
どんな形であれ映画は映画であり、
変化や進化をしながら着実に死へと向かっている映画は、まさに人間そのものである。
映画の気持ちになってこの映画を見たら、
それぞれの監督から激励されているような感じ…
もちろん『666号室』の影響下、矢継ぎ早に映画祭常連の新進気鋭の監督たち、性別・国は様々。『映画は失われゆくのか?』という同じ質問を2022年に問い直す。ヴェンダースによる古典から連綿と続くものを継…
>>続きを読む999号室も豪華!
666号室と明らかに違うのは男女比。
映画の定義自体がそれぞれ違うのも興味深い。
アリーチェの『死ぬという事実は必ずしも悪いことじゃない。人間に近いということだから』にはじまる…
ちゃんと樹木のオマージュがあるあたり666号室を見といて良かったと思わせるが、こうも問題意識が変わるのかという感慨があるし、映画業界に良くも悪くも真人間が増えたなと思わせる。山師的な逸材が減ったとい…
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