グリフィン

第七の封印のグリフィンのレビュー・感想・評価

第七の封印(1956年製作の映画)
4.3
初見。字幕。
100%理解できることは今後もたぶんないだろうと思うくらい難しい世界観の映画でした。疫病、魔女狩りが蔓延する時代、神とは一体何なのか?宗教そして人間とは何なのか?所々登場する死神の存在を通してそのようなことを問いかけてくる作品といったところでしょうか。自分は無宗教なのでキリスト教に精通してればまた違ったおもしろさがあるかもしれない。全体通して登場人物のビジュアル・性格・心情の表現が巧みだなあと思いました。
「野いちご」の時も思いましたがイングマール・ベルイマン監督は感覚に訴える作品を作るのが上手い人なんだろうなあというのが個人的な印象です。
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