鬼滅の刃にハマっていた時、本作の予告編に思わず目を奪われた。というか、Awesome City Clubが歌うインスパイアソングに耳を奪われたという方が正しい。これを聴きたいがために予告編を何回も観て、絹ちゃんと麦くんに愛着が芽生え、この恋の顛末を見届けねば！という使命感すら生まれた。
2人の過ごした日々を、とっておきのエピソードと、アイテムで振り返る、観ている者にとってもまさに「花束みたいな」時間を与えてくれる作品であった。普通の恋愛の過程を描いているようだが、別世界のことのようにも感じた。多分年代がズレているせいだろう。
今日の猫村さんとAKIRAが本棚にあったら…私はその人のことをおそらく好きになってしまうだろうな。あと、ゴールデンカムイ。
多分、観る人それぞれの心にささるシーンがあるのだと思う。
