ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニングを配信している動画配信サービス

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニングが配信されているサービス一覧

配信サービス配信状況無料期間と料金
J:COM STREAMレンタルなし 1,100円(税込)
今すぐ観る

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニングが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニングが配信されているサービス詳細

J:COM STREAM

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング

J:COM STREAMで、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニングはレンタル配信中です。

J:COM STREAM
配信状況無料期間と料金
レンタル
なし 1,100円(税込)
今すぐ観る
月額料金無料期間見放題作品数ダウンロード同時再生可能端末数ポイント付与
1,100円(税込)なし25,000作品以上可能1端末-

J:COM STREAMに登録する方法

  1. トップページ左上のメニューから「アカウント」「ログイン」を押します。

  2. ページ下部の「J:COM STREAM サービス内容のご案内・お申し込み」を押します。

  3. ページ中央部の「J:COMサービスをご利用でない方」を押します。

  4. メールアドレスを入力して「お申し込み」を押します。

  5. 名前、生年月日、電話番号、パスワードを入力し「上記内容に同意する」をチェックし「次に進む」を押します。

  6. SMSで届いた6桁のコードを入力し「次に進む」を押します。

  7. クレジットカード情報を入力し「確認画面へ進む」を押します。

  8. 登録内容を確認し「この内容で登録する」を押します。

  9. 登録内容を確認しページ下部の「この内容で申し込む」を押します。

J:COM STREAMを解約する方法

  1. トップページ左上のメニューから「よくあるご質問」を押します。

  2. 『「J:COM STREAM」の解約方法を教えてください。』をタップし「詳しく見る」を押します。

  3. 「オプションチャンネル 解約」を押します。

  4. ページ中央部の「マイページで手続きする」を押します。

  5. 「ログイン」を押します。

  6. 「テレビ・ネット動画」を押します。

  7. 「解約する」を押します。

  8. 「ログイン」を押します。

  9. 「同意する」を押します。

  10. 解約手続き内容を確認し、「同意する」をチェックし「申込内容確認へ」を押します。

  11. ページ下部「この内容で申し込む」を押します。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』に投稿された感想・評価

健一
3.8
「ミッション:インポッシブル
 デッドレコニング PART TWO」


じゃないの?

だったら『PART ONE』なんてタイトルに付けなきゃよかったのに。😔

いっそのこと
『ミッション:インポッシブル8』

いや
『スパイ大作戦! 終章 最後の試練』
でイッちゃえばいいんだ!😅

ということで。

『60歳になったらアクション作品にはもう出ない。』
なんて昔から公言していたトムだが、コロナ禍や俳優組合のストライキなどで過去作が公開延期&撮影中断してしまった為、ちょっとフライングしてしまったトム。😅
このシリーズも最終章なのと同時にもう
トム・クルーズの壮絶アクションは見納めなのかもしれない。

もしかしたら・・・・・

そんなトムの最後の勇姿を是非とも劇場の大スクリーンにて脳裏に焼き付けなければ!

いやぁ、でも60代であれだけのアクションを自らこなすんだから本当に頭が下がる思いです。
トム・クルーズの『映画愛』は間違いなく世界一だ‼️


さて本作 ⚠️ネタバレあり⚠️


2年前に前作を劇場で見たが心配だったので前日に再鑑賞。
見といて良かった😁

まさに集大成、最終章といった感じ。
この29年間の最後を締めくくるシリーズ最大規模の危機。
「ターミネーター」や「マトリックス」のような世界が現実になるかもしれない。
AI vs 生身の人間。
イーサン・ハントと仲間たちは勝利することができるのか・・・

2部作の後編なので、当然ながら前作を観てないと全くついて行けない内容。
& シリーズ最終章なので過去作を見てないと ピンとこない エピソードもチラホラ。
特に'96年の1作目への思い入れが強い方にはビックリエピソードが『ふたつ』も待ってますよ!😳😳

最後を飾るにふさわしく、かなり無謀なミッションの連続。
潜水艦への突入シーンは『スゴイ』を通り越してもう『唖然』!
とは言え「デッドレコニング」を越えるほどのインパクトあるアクションシーンは無かったのは残念🫤
イーサイ・モラレス演じるシリーズ最大の悪役ガブリエルの登場シーンも前作より激減していて『結局コイツなんだったの?』状態。
結末も意外とあっさりでかなり肩透かし。

とは言え。

『観客に存分に楽しんでもらおう』と願うトムの想いは 充分過ぎるほど伝わる。

ラストは誰もが心の中で

『お疲れ様。』 と

トムに囁いたに違いない・・・


2025年 5月19日 先行上映 11:50〜
T・ジョイ エミテラス所沢screen 2 IMAX
💺232席
客入り 半分くらい埋まってた。

昨年オープンした埼玉県所沢市にあるシネコン。
今回、2度目の来館。🤭
IMAXシアターでキャパ232席?
来館前の嫌な予感が的中🎯😅
かなり ちっちゃい IMAXシアターでした。
でも、客席間はとても広く身長2メートルくらいの人でも十分に足が伸ばせるほどの広さ😅
入りやすいし帰りやすい。✌️
私はトム・クルーズが大好きだ❗️『ミッション:インポッシブル/ファイナルレコニング』レビュー&デビューから40年の出演映画を全部振り返る‼️【永久保存版】

画像と動画満載の完全版記事は
noteをご覧ください♪
https://note.com/tenmame0720/n/n498482b3a567?from=notice

ネタバレ全開note記事はこちら
https://note.com/tenmame0720/n/nbb23b3182ad9
※このfilmarksレビュー後半で読めます。

小型飛行機の上に
ヘルメットも命綱もつけず
微笑んでいる男。

その男。

トム・クルーズ。
御年62歳。

私はトム・クルーズが大好きだ。
早速、新作「ミッション:インポッシブル/ファイナルレコニング」もIMAXで見てきたが、トム・クルーズ度120%の最高のエンタメ作品だった!

前半はネタバレなし・天豆レビュー

ネタバレあり完全版は、下のトム・クルーズ全作品紹介の後に、熱すぎるネタバレレビューを書いているので、最後まで是非!

『ミッション:インポッシブル/ファイナルレコニング』

62歳のトム・クルーズが“命”で魅せた、史上最高のミッション。

「また前作を超えてきた。」

そう思えるシリーズ、どれくらいあるだろう?

だけどこの映画は、言い切れる。

集大成という言葉が、ここまでしっくりくる映画は他にない。

1.トム・クルーズ、62歳の“本気”

まず何より語りたいのは、
トム・クルーズの圧倒的な身体性。

62歳とは思えない跳躍、疾走、
そして何より“覚悟”。

まるで「映画という命を、俺が守る」とでも言うように、彼はすべてのアクションに“責任”を乗せている。

スクリーンの中の彼は、ヒーローではない。
「命を張って、この時代に抗う男」そのものだった。

今回もAIやテクノロジーといった現代的テーマが描かれるけれど、トムが体を張るたびに、「人間であること」の意味が更新される。

2.シリーズファン歓喜の“伏線回収祭り”

長年追いかけてきた人には、たまらない仕掛けが満載。

1作目の"あのシーン"のオマージュ、
雪原での救出劇、
そして過去の小道具が「今」につながる快感!

「そのアイテムが、ここで!?」という驚きが何度もある。

きっと、あなたの心の中のイーサン・ハントが、静かに拍手を送っているはず。


3.友情・絆・そして“仲間を信じる力”に泣ける


この作品のもうひとつの魅力は、「仲間との絆」。

命がけの戦場でも、イーサン・ハントは絶対に仲間を見捨てない。

それだけじゃない。
仲間もまた、イーサンを決して見捨てない。

それって、当たり前のようでいて、
現代社会ではとても難しいこと。

でも、この映画はそれを“当たり前”として描く。
この誠実さに、私は何度も胸が熱くなった。

4.アクションだけじゃない、“生き様”の映画

序盤の怒涛のダイジェストで息を呑み、
終盤は緊張と感動の波状攻撃。

ド派手なシーンの連続だけど、
その奥にはずっと「守るべきもの」がある。

愛する人の記憶、世界の平和、
そして“自分が信じてきた道”。

ラストの展開には「これで終わるの?」と不安になるほどの余韻があるけど、
観終わった後は、きっと心にこう響いているはず。

──ああ、まだこの人のミッションを見届けたい、って。

5.この映画、観て損なし

映画って、人それぞれ好みがあると思うけれど、
この作品は“映画を愛するすべての人”に刺さる。

過去作を知っている人には感涙ものの展開が
知らなくてもテンポと映像で没入できる工夫が
そして何より、「トム・クルーズという生き様」が、心を撃つ。

6.最後のセリフはこれしかない。

「こんなにも人間味があって、
 命を削って映画を届けてくれる人が他にいるだろうか?」

AIだらけの映画界に、
アナログな魂を届けてくれてありがとう。

私はこの作品を、
“映画という希望の火を灯し続ける男”への、
最高の賛辞として受け取りました。

トム・クルーズ、ありがとう。

そして、イーサン・ハントという存在に──
最大のリスペクトを永遠に!

そして、ここからトムクルーズ40年の歩みに想いを馳せたい。


もはや還暦をとっくに超えているとは思えないトム・クルーズの限界に挑む挑戦に

私はいつもワクワクさせられる。

そんなトム・クルーズも今年の7月で
63歳になる。

そんな彼の人生と数々の思い出深い作品群を振り返ろう。

トム・クルーズは1962年7月3日生まれ。

本名トーマス・クルーズ・メイポーサー4世。

曽祖父のトーマス・クルーズ・メイポーサーはウェールズからの移民で、その他アイルランド・イングランド・ドイツなどの血を引く両親の間に、ニューヨーク州シラキュース市で生まれた。

12歳のときに両親が離婚したため、経済的に苦しい生活を送ったという。

学生時代はレスリングに熱中するが挫折し、その後演劇に関心を持つようになった。

青春映画の端役を演じた後、『卒業白書』の瑞々しい演技で注目され、若手スター候補生「ブラット・パック」のひとりに数えられる。

1986年『トップガン』の世界的大ヒットによりトップスターの仲間入りを果たし、次々にヒット作に出演。

以前は主にヒューマンドラマや社会派作品、作家性の強いアート系作品などに出演しており、アクションのイメージがほとんど無かったが、現在では『ミッションインポッシブル』シリーズを中心にその大半がアクション映画への出演となっており、実質的にはアクション俳優ともいえる。

『7月4日に生まれて』(1989年)と、『ザ・エージェント』(1996年)でアカデミー賞主演男優賞に、『マグノリア』(1999年)では助演男優賞にノミネートされ、名実ともに一流俳優として、不動の地位を手に入れた。

長年のビジネスパートナー、ポーラ・ワグナーとともにパラマウント映画内に「クルーズ/ワグナー・プロダクションズ」を1992年に設立し、『ミッション:インポッシブル』では初めて映画プロデューサー業にも進出。

この作品のヒットによりキャリアの転換期を迎え、以降はアクション映画にも多数出演するようになった。

派手なアクションのある映画でも、原則としてスタントマンを使わず、自らスタントを行うことにこだわりを持っている。

そのため車やバイクの運転技術はプロ級の腕前に達している。他にも飛行機の免許を取得していて、自家用機でフライトする姿を度々見せている。


【主な出演作品】
(太字は観た映画/好きな作品順位:ミッションシリーズは同位)

1981(19歳)
エンドレス・ラブ
タップス

1983(21歳)
爆笑!?恋のABC体験
アウトサイダー
卒業白書

各作品画像はnoteから

https://note.com/tenmame0720/n/n498482b3a567?from=notice

トム・クルーズ/栄光の彼方に

1985(23歳)
レジェンド/光と闇の伝説

1986(24歳)
トップガン(3位)心高鳴る!

ハスラー2

1988(26歳)
カクテル(3位)あのキラキラな青春感!

レインマン(8位)
名優ダスティン・ホフマンと兄弟役!

1989(27歳)
7月4日に生まれて

1990(28歳)
デイズ・オブ・サンダー

1992(30歳)
遥かなる大地へ

ア・フュー・グッドメン(10位)
名優たちとの競演!

1993(31歳)
ザ・ファーム 法律事務所

1994(32歳)
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

1996(34歳)
ミッション:インポッシブル(2位)
※30年続くシリーズはここから始まった!

ザ・エージェント(1位)
私が映画で飯を食うと決めたトム最高傑作作品!


1999(37歳)
アイズ ワイド シャット(9位)
鬼才キューブリックとのコラボ!

マグノリア(4位)アカデミー賞ノミネートの群像劇!

2000(38歳)
ミッション:インポッシブル2(※2位/でもミッションシリーズ一の駄作)

2001(39歳)
バニラ・スカイ

2002(40歳)
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー(カメオ出演)

マイノリティ・リポート(5位)
犯罪予知の近未来サスペンス!

2003(41歳)
ラスト サムライ(6位)
トム・クルーズの日本愛溢れる!

2004(42歳)
コラテラル

2005(43歳)
宇宙戦争

2006(44歳)
ミッション:インポッシブル3(2位)
今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマンが最恐の敵に!

画像
2007(45歳)
大いなる陰謀

2008(46歳)
トロピック・サンダー/史上最低の作戦
ワルキューレ

2010(48歳)
ナイト&デイ
 

2011(49歳)
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2位)
チーム戦の仲間意識が高まり、更に面白くなる!


2012(50歳)
ロック・オブ・エイジズ

アウトロー

2013(51歳)
オブリビオン

2014(52歳)
オール・ユー・ニード・イズ・キル(7位)
日本漫画原作の成功作!


2015(53歳)
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2位)
飛行機にしがみつくトム・クルーズの凄み!

2016(54歳)
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

2017(55歳)
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女

バリー・シール/アメリカをはめた男

2018(56歳)
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2位)
何度でもトム・クルーズは大空から飛び降りる!
2022(60歳)
トップガン マーヴェリック(3位)
※やっぱりトム・クルーズはかっこいい!
伝説の映画の続編は傑作!

2023(61歳)
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング
PART ONE(2位)
※全編ハラハラドキドキが止まらない見事なサスペンスアクション!


2025年(まもなく63歳)
最新作 ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング (2位)


皆さんの好きな、想い出の、トム・クルーズ作品はありましたか?

自分より一回り以上上の年齢の先輩に

途轍もない挑戦をするトム・クルーズがいてくれる。

彼の映画を見るといつも心がワクワクし、

彼のギリギリの挑戦を観ていると、

今日も、明日も頑張ろうと思わせてくれる。

これからもトム・クルーズの映画と共に。

私は年齢を経ても諦めないで

新たなことに挑戦していこうと思う。

ファイティン!

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
ネタバレレビュー

――これは「走る男」の祈りだ。
「これが最後」だなんて、信じたくない。

それほどに、イーサン・ハントが好きだ。
彼の29年の走りを、ずっと見つめてきたから。

■ 1996年の“しずく”から、すべては始まった
初めてイーサン・ハントと出会ったのは1996年。

私は当時大学生、まだ付き合っていない彼女との初デートで「それ」を目撃した。私は上映中、初デートのことさえ、忘れていた。ただ、その映画の効果か、その日、彼女と付き合うことになり、その5年後に結婚して、第1作から29年経ち、今は結婚24年目の夫婦である。

残念なことに、妻は初デートが「ミッション・インポッシブル」だということを覚えていない(涙)

脱線した。話を映画に戻そう。それくらい歴史があるということだ。

まだ“スローモーションの時代”だったアクション映画の中で、
一人の男が、たったひとしずくの汗に命を賭けていた。

天井からケーブルで吊られ、静かに、静かに。
その緊張が、心臓を撃ち抜いた。

あの衝撃を覚えている人なら分かるだろう。

『ミッション:インポッシブル』は、ただのスパイ映画ではない。
それは、“走り続ける男”イーサン・ハントの、命の物語だ。

■ 62歳の男が、映画の未来を守りに行く
今作でまず語らずにはいられないのが、トム・クルーズそのものの「覚悟」だ。

深海、爆発、列車、格闘、潜水、空中アクション…
そのすべてをスタントに任せず、自ら命を削って演じている。

62歳。

普通なら、引退しても誰も文句を言わない年齢だ。
だが彼は、走る。飛ぶ。潜る。命を張る。

映画を守るために。

AIが何でも生み出せる今、
「これは本物だ」と言える映像が、どれだけ尊いか。

観客は知っている。だから、息を呑む。涙が出る。
これは、もう“演技”ではない。覚悟の祈りだ。

■ 前作の“続き”を捨てた潔さ
誰もが思ったはずだ。
前作の列車ラストから始まるのだと。

でも違った。

マッカリー監督は、前作のダイジェストすら流さない。
すべてをバッサリ捨てて、再び“ゼロから始める”選択をした。

その決断に、心を奪われた。

これは、シリーズを並べるための映画ではない。
1本の、命を宿した「映画」なのだと。

■ 今作は、“仲間”の物語だった
イーサン・ハントという男を語るとき、
その背中にはいつも“仲間”がいた。

ベンジーは、これまでの陽気さとは違い、今作では冷静で、研ぎ澄まされていた。
ルーサーは、これまで前線には出なかったが、AIの毒に触れる覚悟で“突入”した。

そして――
彼の「遺言」が、すべてを変えた。

■ ※ここからはネタバレを含みます
ルーサー・スティッケル。
IMFの中で、最も信頼されたハッカー。

彼は最後に、イーサンへ音声メッセージを残す。

「これを聞いてるってことは、俺はもういないってことだ。……お前を信じてるよ、イーサン。だから進め」

その一言が、すべてだった。

悲壮でも、感傷でもない。
ただ、友情と任務に生きた男の声。

「走れ、イーサン」
「最後まで進め」

それは、ルーサーからの“伝言”であり、
この29年を支えた全キャストの、魂のバトンだった。

■ グレースが、イーサンを“引き戻す”
ヘイリー・アトウェル演じるグレースは、イルサの面影を宿しながら、
どこか違う。

素直で、まっすぐで、
目を合わせるだけで、イーサンとの信頼が伝わる。

彼女は、イーサンを「死の匂い」から引き戻す。

あの酸素供給という目的のキスシーンは、心揺さぶる
ぬくもりと愛に満ちていた。

それは、爆発でも銃撃でもない。
アクションの中に潜んだ、最も美しい“人間ドラマ”だった。

■ 世界の命運をかけて、“板”を奪い合う
改めて言う。
この映画は「携帯電話サイズの板」をめぐる戦いだ。

設定だけを見れば、正直アホらしい。

でも――
本気で演じている。
命をかけて、奪い合っている。

だからこそ泣ける。

これこそが「映画」なのだと、魂が震える。

■ AIとの“戦争”が、ここまで熱くなるなんて
本作の敵は、AI。
実体すら持たない、サーバーの奥に潜む“知性”。

だけど、それが本当に恐ろしかった。

SNSで飛び交うデマ。
正体の見えない“敵”への疑念。
誰かを信じることが、こんなにも困難な時代に――

この映画は、「信じる力」が最後の鍵になる。

観客が、そしてイーサンが、
“誰かの意思”を信じ抜けるか。

それは、まるで現実世界の私たちへの問いかけのようだった。

■ 世界が壊れかけている“今”だからこそ、必要な映画
核を搭載した潜水艦が、いつ発射してもおかしくない状況。

不確かな情報が飛び交い、
疑心と怒りが連鎖する、現代。

どこかで誰かが誤った判断をすれば、
世界は簡単に終わってしまう。

エンティティが予測した「人類は自滅する」未来。
だけど本作は、そうならない選択を“人間の手”で描いた。

それが、何よりの希望だった。

■ 登場人物たちの“意思ある選択”に、心が震える
パリスは、かつて暗殺者だった。
前作でイーサンに救われた彼女が、今回は命を賭けて仲間を守る。

ベンジーは、銃を持ちたいと憧れていた男。
今回は別チームを率い、IMFの一員として成長した姿が描かれる。

グレースは、逃げようとした過去を超えて、IMFに加入する。
彼女がいなければ、今回の任務は成功しなかった。

そして――
ルーサー。
彼の犠牲がなければ、AIは封じられなかった。

みんな、もともとは“別の人生”を歩んでいた。
けれど、自分の意思で「使命」を選びなおした。

この映画は、そんな彼らの「再選択の物語」でもある。

■ イーサン・ハントという“奇跡の人間”
ガブリエルに2度、大切な人を奪われたイーサンは、
復讐ではなく「使命」を選んだ。

どれだけ世界が壊れても、誰かが死んでも、
彼は人を信じることをやめなかった。

イーサンが選び続けてきた“不可能な選択”こそが、
今回、世界を救ったのだ。

それを信じて待ったエリカ大統領の姿には、
前作『フォールアウト』の最後の言葉が重なる。

「IMFは世界を救う組織だ。大勢の命と同様に、ひとりの命を大切にする人間が必要だから」

この価値観が、世界を救った。

■ クライマックス――「走るトム」に、ありがとうを
物語のクライマックス。
イーサンが“あの道”を走る。

ただ、それだけなのに――涙がこぼれた。

62歳の男が、ただまっすぐに、前を見て走っている。
それだけで、胸が熱くなる。

なぜなら、彼は「映画という嘘」を、命をかけて本気でやっているからだ。

演技ではなく、祈り。

その祈りは、確かに観客の心に届いていた。

走るあなたの背中を、僕たちは一生、忘れない。

■ ラストに託された「希望」と「未来」
物語は、ルーサーの言葉――「幸運を祈る」で幕を閉じる。

かつてはボスからの任務終了の合図だったこの言葉が、
今回は“友からの願い”として響く。

それが、この29年の物語のラストにふさわしいと、心から思った。

この作品で終わってもおかしくはない。

でも、まだ続いていく期待も残すエンディングの余韻。

そして未来へ。

この映画は終わっても、きっとイーサンの未来はまだ続いている。

■ トム・クルーズの“次のミッション”へ

トム・クルーズはまだまだ止まらない。

2026年公開予定の映画『ジュディ』
 ――「救世主」であることを証明する物語。

『ディーパー』
 ――深海での未知との遭遇。

宇宙空間での撮影計画(NASA×SpaceX)

そして、『トップガン3』の可能性まで。

彼はまだ、“不可能”を可能にし続ける。

■ 最後に
ありがとう、イーサン・ハント。
ありがとう、トム・クルーズ。

映画の終わりと同時に、涙が流れた。

それは悲しみではなく、
「走る男の背中」に心が打たれたから。

この映画は、ただのアクションじゃない。
ただのスパイ映画でもない。

これは、“魂の映画”だ。

全人類よ、劇場に急げ。
泣いて、震えて、心から「ありがとう」と言える。
そんな映画が、ここにある。

ありがとう、ミッション:インポッシブル。
ありがとう、イーサン・ハント。
ありがとう、トム・クルーズ。

僕たちは、あなたの走る背中を――一生、忘れない。
Funazo
3.0
前作で期待値が跳ね上がりすぎてしまった為か、あまり乗れなかった。まず、話が序盤から暗いし、タイトルコール流れる前の展開の盛り上がりも欠ける。前作でも訳が分からなかった暴走するAI、通称エンティティ=それの説明や語っているパートの退屈さは相変わらずだった。規模がデカすぎるあまりか臭い演出も頂けなかった。
ジャケットにもなっている、飛行しているセスナにしがみついているシーンは流石。トム・クルーズはトップガンしかり、空中戦はお手のものですな。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』に似ている作品

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

上映日:

2023年07月21日

製作国:

上映時間:

163分

ジャンル:

配給:

  • 東和ピクチャーズ
4.0

あらすじ

イーサン・ハント(トム・クルーズ)とIMFチームは、これまでで最も危険な任務に乗り出す。それは、全人類を脅かす恐ろしい新兵器が悪の手に渡る前に追跡することだ。世界の運命を懸けて、地球を巡る…

>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト

上映日:

2018年08月03日

製作国:

上映時間:

147分

ジャンル:

配給:

  • 東和ピクチャーズ
4.0

あらすじ

盗まれたプルトニウムを奪還するミッションを遂行中の“イーサン・ハント”は回収に成功するが、 捕まった仲間の命と引き替えに、敵にプルトニウムを渡してしまう事件が起きた。 イーサンとIMFチー…

>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

上映日:

2015年08月07日

製作国:

上映時間:

131分

ジャンル:

配給:

  • パラマウント・ピクチャーズ
3.9

あらすじ

超敏腕スパイ:イーサン・ハント率いるIMFは無国籍スパイ「シンジケート」の暗躍により、またしても解体の窮地に追い込まれてしまう。イーサンはこの最強の敵にどう立ち向かうのか?誰が敵か味方かわ…

>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

上映日:

2011年12月16日

製作国:

上映時間:

132分

ジャンル:

配給:

  • パラマウント・ピクチャーズ
3.9

あらすじ

テロリストに関する情報を得るため、モスクワのクレムリンに潜入したイーサン・ハント。だが、その途中で爆破事件に巻き込まれてしまう。米国政府は関与を否定し、犯人の濡れ衣を着せられたイーサンは、…

>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

上映日:

2021年10月01日

製作国:

上映時間:

163分

ジャンル:

配給:

  • 東宝東和
4.0

あらすじ

ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。 誘拐された科学者を救出する…

>>続きを読む

関連記事

【発表】映画『サブスタンス』5月公開の映画期待度ランキング1位獲得

映画「ミッション:インポッシブル」シリーズは全部で何本?観る順番と全作品の見どころ&あらすじを紹介!

映画ファンが「家に篭って映画合宿する」と意気込む!一気に観たいシリーズ映画6選