ブレイブ 群青戦記のsilentのネタバレレビュー・内容・結末

こんなに映画で泣いたのは久々だ、というくらい泣いた。
映画好きな人にはあまり受けはよろしくないよう。しかし、平和な時代に生まれた若者がある日突然、あり得ないシチュエーションで命の危機にさらされる。パニックで泣き叫ぶだけの人、武力では圧倒的に敵わない相手に必死に抵抗する人、戦闘力はないが己の得意分野で勝負しようとする人。仲間を思い自己犠牲も厭わない人。
私は高校生キャスト陣に惜しみない拍手を送りたい。現実ではあり得ない物語設定にリアリティを産み出したと言っても過言ではないほどの熱演ぶりだった。この作品に対し、他にもやり方があっただろう？的なガチなツッコミは不要。仮にそれをお粗末というなら、この作品はそれも含めてのエンターテイメント映画だと私は思う。
大事なのは、『今いる場所で懸命に生きる、 幸せな未来を願い思いを繋ぐ』ということ。それについては観た人それぞれに思うところがあるのではないだろうか？
またネタバレになるけど、所謂「お母さん」ポジションの人はあるシーンで泣かされるはず。私は泣きすぎて暫く放心状態になった。