前から見てみたかった、お金に困窮する主婦についてのコメディ映画です。さて、どうやってこの状況を乗り越えていくのでしょうか。
主婦の篤子（天海祐希）は、家計に無頓着な夫（松重豊）の給料とパートで稼いだお金で老後の資金を貯めてきました。しかし、義父の葬式代、パートの解雇、娘の結婚式代、夫の会社の倒産と、災難が次々に降りかかります。そんな中、夫の妹とのやりとりの中で、篤子は義母を引き取ることになります。
次々と起こる出費がとてもコメディ感を出していて面白いですね。そして、最後に登場する義母がなかなかの浪費家です。老後の資金どころか現在の預金がみるみる減って行きます😄。
天海祐希さんの演技が素晴らしいですね。おかげで、私は、この映画に見入ってしまいました。また、松重豊さんの演じる能天気で責任感のない感じの旦那さんもとてもいい味出してますね。この対比にとても笑えました。
義母の「人間、わがままに、生きたほうが勝ちよ」ってセリフがありますが、これは真実なんだろうなと思いました。自分も無意識にいろいろと我慢していたりするけど、人生をよく考えて生きた方がいいよなって思いました（なかなか出来ないんだけどね😁）。
さて、お金の事って誰にとっても大事なことなんだけども、具体的な金額にまで踏み込んだ映画ってなかなかないと思います。この映画は、笑いながらお金のことを考えさせてくれる良い映画だと思います。
