東海TVドキュメンタリー。『人生フルーツ』『平成ジレンマ』『ホームレス理事長』と観てきましたが、今回は自虐ネタ満載、『TVの裏側』を見せるという作品。
監督はホームレス理事長の土方D。
テレビの裏側。という割には、なんとなく感じる現実味の無さ、鑑賞中ずっとモヤモヤ感が拭えなかった。実際の現場はこんな緩くないのでは？もっと真剣だと思うしもっと泥臭いとも思う（私は全く違う世界ですので当てずっぽうですが）
平成ジレンマの斉藤監督が、部長職として『残業するな、でも視聴率は取ろう』という会社の号令を部下に伝え、突き上げをくらうシーン。「うんうんコレは分かるわぁ」と共感しつつ、「俺たちもサラリーマンだから」ってセリフは、なんだか少しあざとく感じたりして。(^_^;)
あと食レポが下手すぎて放送事故スレスレなのでは？と心配してしまう派遣社員の渡邊くん、この奇跡のキャスティングは果たして偶然なのか？
もはや何が本当か分からない。TVの裏側を描くといって、むしろドキュメンタリーって何だ？の方が大きいテーマ。
この映画を現状のテレビの在り方の反省、内省と捉えるなら、次回作はどう変化するのが楽しみ、少しハードルが上がった感じです^ ^
