実はイタリア版は鑑賞しておらず、先にこちらのリメイク版を鑑賞。皆さんの反応を見るとこの順番の方が良さそうかな？笑
たったひとつの裏切りから少しずつ傷口が開いていき手がつけられなくなっていく過程は人間の愚劣さが凝縮していたし、裏切られた側の人たちが大切な人たちのために諦めなかった姿は熱い。
偶然は必然的に起きるとはまさにこのこと。たったひとつの裏切りを続けてきてしまった男女2人が巻き込まれてしまった偶然は、惨劇となって彼らを呑み込みます。
緊迫はしているけれど謎が多くじっとりしている前半に比べ、後半は怒涛の展開で観ている側も事件に巻き込まれているような不思議な感覚になりました。
初見が最も楽しめる仕様ですね、この結末は絶対にネタバレできない。
完全犯罪は存在しないにしても、罪を全て告白させる場をつくることは案外できるのかもなぁ。もちろんかなり周到な準備は必要ですけど。笑
人間の脆さを知るというか、やはり〝秘密”というものは共有する誰かが居たとしても自分の中に留めておけないものですね。殊善くない〝秘密”に関しては、、
どんでん返し映画お好きな方は是非オススメです！！
私的には、ラストは悲しい気持ちが大きかったかな…
ここまでさせてしまったというその姿は、覚悟の上だろうけど限りなく黒に近かったから。
