【ポケモンと見せかけて父と子の話】
子供たちのお付き合いで観賞。
お話は
ある自然生命エネルギー研究員夫婦の赤ちゃんが、あることをきっかけにポケモン(ワルモノ顔のザルード)に育てられるそんな本作品主人公のココ
【ポケモン版ジャングルブック】
その育った故郷の森にある古木が、多くの人々の病気を治す研究材料として狙われた!
ポケモンが故郷の古木を守るなか、さとしとピカチュウが合流し、果たして故郷を守ることができるか!?
良かったぜよ!ポイント
・ポケモンと人間が操るロボットバトルシーンや自然の映像
・ザルードが自分の属す群れを抜けてまで人間である子のココを育てあげようとする親心
・悪役ロケット団が、結果的に主人公サポート側であったこと(ポケモン愛ですかね)
・ポケモン映画を器として、実は
【親子の絆】
とは何かをうまく伝えた
悪ポイント
・子供たちには上映時間が長いよ長い!
・子供映画なので、本作品のキモであるエネルギー源の説明部分はもっと分かりやすくしてほしかった…
(悪役の邪な心である名誉欲は、子供に難解で説明は必要。ワタシはしましたけど)
ぶっちゃけ、良くある絆モノではありますが、ポケモンを通したことによる、
【まさかの!ポケモンが背中で語る…】
これは、オッサンは泣きますよ。大好物ですから、不器用で子供想いのオヤジの話。
ワタシですか?もちろん終盤目から鼻から液体ダダ漏れでしたよ…だからマスクしているんでしょーが!!
(絶対やらないとは思いましたが、お父さんザルードがもし作中絶命したら、スコアはもっと良かった…)
人間とポケモン(自然及び動物)の共存を描くドラマです。
ポケモンというハードの好みはあるでしょうけど、シリーズ歴代最高傑作でしょう。
個人的には、
さとし君は、いつも争いごとに巻き込まれ多忙を極めるため、全然ポケモン捕まえられないところがすごく良い!
「また…手ブラかえ!」
とワタシは心で突っ込んでます。
長年人気のあるポケモンの底力を見させていただきました。
「ポケモンかー、キッズ映画だよね笑」
みたいなこと言ってるヤツがこの作品見てこっそり涙すると思います。