長谷川真也

るろうに剣心 最終章 The Beginningの長谷川真也のレビュー・感想・評価

4.3
2021年公開、実写版るろうに剣心シリーズ5作目にして完結編。

原作では人誅編の中で語られた追憶編を実写版の最終章とした本作。
観ていてスターウォーズのエピソード1〜3となんか流れが似てんなぁと感じました。

幕末が舞台ということもあり、The Finalとは全く毛色の違う作品になりました。
桂小五郎、高杉晋作、新選組と史実の人物も多く登場し、不殺だった明治の剣心と違ってざっくざく斬り殺しているので、少年漫画というより小説が原作のような世界観でしたね。

キャスティングが発表された時、有村架純さんが雪代巴はどうなんだろかと思いましたが、とてもマッチしていて魅力的でした。

これまでのシリーズに比べストーリー性が強かったなと、その中で沖田総司との闘いは良いスパイスになってました。
それにしても、斎藤一はいつも闘いそうで闘わないな。ただ存在感は抜群。



因みに原作では北海道編が絶賛連載中(例の事件で一回中断してしましたが)。まだまだ完結しそうもないので流石に実写化は厳しいか、シリーズとおして楽しませてもらいました。