馮美梅

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実の馮美梅のレビュー・感想・評価

3.5
あの時代の熱量を今の同世代の東大生が観たときどう感じるんだろう…
熱く・激しく、でもそんなある意味殺伐とした空間に芥さんが抱いている赤ちゃんがとても異質な存在というか、そんな緊迫した空間の中で穏やかに泣きもせず芥さんに抱かれて安心しているということが、きっと言葉だけじゃない、彼や対峙している三島由紀夫の内面を感じているんじゃないかと思って見ていた。

内容は途中ウトウトしちゃってようわかりません(汗)
この後1年後に三島は自決を遂げることとなります。
この時、その後の日本を支えていくであろう東大生たちとの対話の中で一体三島は何を感じたんだろう。

やはり日本の行く末を憂いていたのか、少しの希望をもっていたのか…
文学界のカリスマは、本当は全て於いて繊細で、ある意味自虐的でコンプレックスの塊のような性格故に、見た目や色んなことを積極的に頑張ったんだろうなぁ~。

何かわからない熱量を持っていた、人たちが今の日本を作っていったわけで、その評価はどうなんだろう…
馮美梅

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