サラリーマン岡崎

唐人街探偵 東京 MISSIONのサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)
4.0
この規模のストーリーと規制の厳しいこの日本であんなにアクションが撮れる中国しか勝たん映画でした笑。
いろんな映画やドラマで使用されてた足利にある渋谷スクランブル交差点のCGセットも
この映画のために作られたと知って、
中国から恩恵を受けてる日本…と少し虚しくもなる笑

物語自体ははちゃめちゃだし、
日本の地理とか雰囲気もちゃんとはしてない。
けれども、エンタメ要素がとてつもなくてんこ盛り!
とりあえず、クセが強いんじゃ!
長澤まさみが現れると流れる懐メロ、世界中にいる探偵たちの服装、そしてCGを駆使されたセット、いろいろ追いつかんのじゃ!

そして、日本がしっかり描かれてないからこその面白さもある。
新宿駅が新宿コマ劇場前にあるのだ。
新宿コマ劇場前は歌舞伎町の中にあるし、不思議な空間であるので、そこに駅があるのはなかなか面白い、ワクワクした。

本作はヤクザを殺した犯人を突き止めることと、
探偵界のNo.1のQの正体を追う二つのストーリーがあるので、そこの整理が大変であったが、
シリーズを追ってたらスムーズに行けたと思う。
日本の配給会社の方、初回から日本で放映してください!!!
政治的に難しいのかな。