そろそろ上映も終了するし、軽そうなコメディ映画でも観るかなと期待せずに観に行ったら予想に反して面白かった🏝
カリフォルニアの砂漠リゾート、パームスプリングスで起こるタイムループもの。
ポスターのようにプールにフロート浮かべてのんびりと寝そべってビール飲みたくなったわ～👙🍹
こんなバカンスが毎日続けば最高じゃない？主人公たちも毎日の繰り返し割と楽しそうだし・・・という訳には行きません。
監督デビュー作のようで、独創性は感じられなかったものの構成やクラシカルなタイムループものをポップな色合いで現代的にセンス良く仕上げた感じ。
繰り返される日が結婚式という設定にも華がある。
式を抜け出すと砂漠という風景も孤独な心理描写と重なり、動と静の強弱がついており、シリアス部分とSF要素は少なめで大半下ネタ多めのコメディとして観れるのでテンポよく飽きずに楽しめました。
ロマコメとまでは言い難い。
キャストもコメディ実力派揃いで見応えあり！
始まってすぐ、主演アンディ・サムバーグの髪が伸びていたことからジェシー・アイゼンバーグに見えて仕方がない。
顔だけじゃなく2人ともユダヤ系で名前まで似てる。喋り方の違いでアンディ・サムバーグなんだと自己暗示。
サラ役クリスティン・ミリオティの幸薄そうな感じもよかったね～
ドラマ『ブラック・ミラー』人気ep『宇宙船カリスター号』以来お目にかかりました。
ピーター・ギャラガーはドラマ『The O.C.』の時から何度目の父親役なんでしょう。ギャラガーと言えば眉毛ですが。
そしてJKシモンズ演じるロイが作品を引き締める存在として十分過ぎる役柄！もっと暴れて欲しかった笑
後半「え？」と感じるようなシーンが幾つかあり、謎のまま終わってしまいます。
観客に解釈を委ねる手法としても「自由に考えてね」とライトな感覚で消化不良とはならず。この作品は「人生とは」などとあまり余計な事を考えずに観た方がいいのかもしれない。
⚠︎恐竜については自分の解釈をコメント欄に書きましたが、考察が諸説あるようです。深く掘り下げずに表面的なストーリーを楽しむだけでも十分に面白い作品でした！
