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さよなら、私のロンリーのkazu1961のレビュー・感想・評価

さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)
4.0
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-741
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋内容的には『万引き家族』や『パラサイト半地下の家族』と同じような系統の作品です。ひとりの26歳の女性ドリオ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は詐欺や窃盗を働く両親と共に当たり前の生活手段として同じく犯罪を犯しながら生活しています。その教えられた価値観やルールから逸脱することができないドリオ。ある時この状態から抜け出すことになるメラニー(ジーナ・ロドリゲス)と出逢い、ドリオの人生はどのように変わっていくのか。。。

🖋 本作、ミランダ・ジュライが監督・脚本を手がけ、詐欺師の両親に育てられた娘がある女性との出会いをきっかけに自分の人生を見つめ直す姿を描いたコメディドラマです。とても脚本と演出、そして女性アーティスト監督ならではの感性に満ち溢れた作品です!!

🖋ある時ふっと転機が訪れます。それが暗闇の中で起きた地震。ドリオの覚醒が非常に分かりやすく揶揄されて表現されています。この辺りの演出は素晴らしいですね!!そして何と言ってもお洒落なラスト、ここでそう来たか!!という演出にも唸らされました!!秀作!!

☺️Story:(参考: yahoo movies)
詐欺師のテレサとロバートは一人娘オールド・ドリオを普通の親のように愛することはなかった。隙あらば詐欺、スリ、盗みをするよう26年かけて英才教育を徹底してきたのである。その生活に疑いを持っていなかったオールド・ドリオ。しかし、必要に迫られて急遽考えた詐欺の最中に、両親が見ず知らずの女性の虜になり仲間に引き入れたことで、家族の人生は一変する。私はこのままでいいのだろうか…。

🔸Database🔸
・邦題 :『さよなら、私のロンリー』
・原題 :『Kajillionaire』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2020
・日本公開 : 劇場未公開
・上映時間 : 104分
・受賞 : ※※※
・監督 : ミランダ・ジュライ
・脚本 : ミランダ・ジュライ
・原作 : ※※※
・撮影 : セバスチャン・ウィンテロ
・音楽 : エミール・モセリ
・出演 : エヴァン・レイチェル・ウッド、リチャード・ジェンキンス、デブラ・ウィンガー、ジーナ・ロドリゲス

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「君とボクの虹色の世界」「ザ・フューチャー」のミランダ・ジュライが監督・脚本を手がけ、詐欺師の両親に育てられた娘がある女性との出会いをきっかけに自分の人生を見つめ直す姿を描いたコメディドラマ。詐欺で生計を立てるテレサとロバートの一人娘オールド・ドリオは、幼い頃から詐欺やスリ、盗みの技術を叩き込まれてきた。彼女にとって両親は絶対的な存在であり、詐欺師としての人生を当然のように受け入れてきた。そんなある日、両親は偶然知り合った女性メラニーと意気投合し、詐欺の仲間に引き入れる。メラニーと一緒に仕事をするうち、ドリオは自身の生き方に疑問を抱くようになっていく。「アクロス・ザ・ユニバース」のエバン・レイチェル・ウッドが主演を務め、ドリオの両親を「シェイプ・オブ・ウォーター」のリチャード・ジェンキンスと「愛と青春の旅だち」のデブラ・ウィンガー、メラニーを「ミス・リベンジ」のジーナ・ロドリゲスが演じた。
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