このレビューはネタバレを含みます
602本目。
2022 407 アベマ第2弾！
ほぉ！！普通のサメ映画かと思ったら全然違ういい意味で騙された珍しい面白かった。
でもこんな悪夢は絶対見たくない。このストーリーを面白くさせてる設定の１つだけどこれが死ぬまででしょ？末恐ろしい。
エヴァは幼少期に海上でカウフフと刻まれた黒い船に乗った男に家族を殺されてしまう。船が転覆し海へと落ちたエヴァは朦朧とする意識の中で恐ろしいサメの姿を見る。その事件以降毎晩恐ろしい夢にうなされるようになったエヴァを恋人のエンゾは心配していた。エヴァのためにいくつもの病院へ通ったが回復の見込みがなく途方に暮れている。そんなある日エンゾのパソコンに一通のメールが届く。とある医者からのメールの内容は悪夢を見る脳のメカニズムを調べ新薬を使って悪夢をなくすというものだった。藁にも縋る思いで医者の元へと治療へ向かう二人。新薬を研究しているノバク博士の屋敷を訪れた二人。エヴァたちの他にも悪夢にうなされた患者たちが数名訪れていた。ノバクは患者たちの脳のメカニズムを測定し新薬を飲ませた。薬を服用してから眠りについたエヴァたち。再び悪夢を見るのだがその夢はいつも見る夢よりも更に恐ろしい悪夢だった。気分が悪くなったエヴァはノバクの元へ向かうがノバクはエヴァに鎮痛剤を注射しMRIの中へエヴァを閉じ込めた。
エンゾはエヴァが部屋に帰ってこないのを心配しMRIに閉じ込められたエヴァを見つける。悪夢にうなされるエヴァを助けるためジーナは夢の中へエヴァを助けにいく。しかしジーナは恐ろしいサメに夢の中で襲われて死んでしまった。現実世界でジョリーンとエンゾはサメがジーナに襲い掛かる瞬間を目の当たりにしていた。MRIから脱出できたエヴァはノバクの企みを探るため書斎へと入る。壁に掛けられた写真に目をやるとそこには『カウフフ』と刻まれた黒い船に乗るノバクが写っていた。エヴァの家族を殺したのがノバクだった。机の上にカウフフというハワイで崇拝されていたサメの書物を見つけた。その書にはカウフフは現実世界を支配するため一度誰かの夢に入ると生涯その人を悪夢で苦しめるという。そしてその悪夢は死ぬまで続く。そしてカウフフを助けた人間はその世界を支配すると書かれていた。ノバクの目的はカウフフを現実世界に助け入れこの世界の支配者になることだった。
カウフフを倒すため現実世界にカウフフを引っ張り出したエヴァはMRIの放射線でカウフフを撃退。眩しい光に目を覚ましたエヴァはMRI治療を終えた。放心状態のエヴァに白衣を着たノバクが歩み寄ってくる。治療の成功を伝えエンゾに抱きしめられたエヴァは家族の死と恐ろしいカウフフというサメはみんな悪夢だったらしく普通にノバクもいい人だし家族もいた。でもラストにカウフフがいたからどうなんだろう？
