このレビューはネタバレを含みます
所謂ホラージャンルの作品ではないことは薄々勘づいてはいたけど、その通りだった。ゴアもスプラッターもないし、ジャンプスケアもなく、ホラー演出控えめで観やすい。だから怖くないしつまらない、という感想を抱くひとがいるのはわかる。まあ本当に恐ろしいのは白人至上主義（人種差別）とそれにまつわる黒人たちの呪い（から逃れられない現実）、という部分に理解が至らないとつまらなく感じるんだろうな、とは思う。そもそも日本人は差別する側（白人側）の立場だから仕方ないけど。内面化してるから気付いてないだけ。
ただ、期待していたほどの出来ではなく、監督の次作「ザ・マーベルズ」が不安にはなった。大丈夫…だよね、きっと。
