新潟の映画野郎らりほう

青くて痛くて脆いの新潟の映画野郎らりほうのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
2.0
【モ(ろくて)ア(おくて)イ(たい)】


真っ先に想起せしは『20世紀少年(堤幸彦)』。
つまりトモダチ(の悲哀)だ。

交友交歓を拗らせ、青春を拗らせ、初恋を拗らせた末の稚拙なテロリズム。


狂気に憑かれた吉沢亮の眼差しが素晴らしいだけに、説明科白 / 回想 / 独白に頼った稚拙な構成に落胆する。

主題系が稚拙を特色したものであろうと 演出/構成迄 稚拙化する事も無いだろうに。




《DVD観賞》