このレビューはネタバレを含みます
いつでも、ゾンビより怖いのは人間なのよねぇ〜……。
1981年間 レッド・クロー先住民入植地。
獲った魚が蘇り、死んだ犬が牙を剥く。
しかし、それは始まりに過ぎなかった…。
感想。
ジャケットの感じからすると、パニックゾンビアクションホラーのおバカな映画に見えましたが、割とシリアスに作られた作品でした。
カメラワークとカット割がよく、グロ描写がかなり気合いの入ったホラーで、ショッキングシーンも凄まじいです。
役者も良かったし、終末悲壮感漂うゾンビ作品として、よく出来ていたと思います。
先住民が主役という、あまりないジャンルで、征服された恨みや、先祖の土地を守るというメッセージをゾンビホラーに取り込んでいるのは新しい設定で、楽しめました。
やや、ストーリー展開に華がなかったので、中間から時間が長く感じることはありますが、なかなか楽しめましたので、3点を付けさせていただきました。