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サイコ・ゴアマンのskkのネタバレレビュー・内容・結末

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

以前予告編を見た際に「これは絶対見たほうが良いタイプのバカ映画だろ」と確信を持ってましたが、やはりバカ映画だった(いい意味で)

残虐非道の悪役が、主人公ミミの無邪気な傍若無人っぷりにいいようにやられてしまう様子はなかなか新鮮でした
主人公のほか、兄という設定を忘れてしまうほどヤラレな兄や、クズ一直線な父(なんだよあの中身のない昔話は…)、突然脳みそに変えられる兄友人など脇役もなかなか良い味を出していますね
クリーチャーが幼い頃に日曜朝とかにやってた特撮モノのような着ぐるみ感満載なところも良いですね 宇宙会議みたいなやつが開かれてるのもお約束な感じで好き
ゴア描写もところどころに出てきますが、もはやギャグとして成立している気がするので個人的にはそれほど気にならないんじゃないかと思ってます
ギャグシーンとしては、やたらおどろおどろしい割に親切な道案内と突然挿入される歌(歌詞がひどすぎ笑)が良かったです

冒頭でいきなり始まる謎競技クレイジーボールが、まさか最後の地球の命運を決しそうな戦いに使われるとは… 密かに逆転チャンスあったら意味ないじゃん、という冷静なつっこみがなされるのが良い

ラストも全然地球に優しくない感じで終わるのがいいですね このB級映画といわれるスポットに光の速さで突っ込んでいくようなノリはなかなか好きです
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