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ひまわり娘
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『ひまわり娘』に投稿された感想・評価

3.8
さすが有馬稲子、ボール返球の腕の振りが実にいい!バレー部だっただけあるなぁ笑 彼女の東宝入社第一回作品だったようだ。この映画の有馬稲子は、ほんとに「ひまわり娘」って感じで可愛らしく初々しい!
上司である三船敏郎の科白、新入社員にとって心に染み入る言葉だった。
「失敗は二度繰り返さないこと。過ちを克服して、次の仕事に噛み付いていく。これが秘訣さ!雨にもめげず風にも負けず」

「人を信じるなんて戦後の感覚じゃないわねぇ」この言葉にはハッとさせられた。終戦直後、いや、まだこの頃は人心が荒んでたということだろう。平成生まれで平和が当たり前で、物が満ち溢れた日本しか知らない人間からすると、このような発想や、このようなシビアな言葉はなかなか出てこない。しかし、この映画では、若い女性社員がさらりと言ってのける…。

男女同権、男女平等を叫び、お茶汲みストライキで会社の民主化を!ってのは、幼稚に思えるが、まぁ他人から見たら幼稚なことが本人たちにとっては大真面目な問題なのだ。GHQが去って占領政策は終わったはずなのに、1953年になってもまだ「民主主義とは」という作品を作っていたのには少し驚きだ。東宝だからかしら?
勤続15年のお局さん、苦労して男社会で生きて来ただけあって発言に筋が通っていて納得できる。

「藤野さん、今日は我が生涯最良の日です。何故だかわかりますか?」キザだねぇ!
初めてあった時の話で…
「あ!こいつはいけないと思いました」「どうして?」「好きになりそうだって直感したからです。そしてその通りになっちまいました。いけませんか?」「いけないなんて…」裕福な家のお坊ちゃんはこういうキザな科白がよく似合う。

おでん屋や焼き鳥屋に誘って「おでん大好き!」な〜んて調子良く言ってくれるお嬢さんいいよなぁ。ギャップがあるからこそ惚れてしまう。

昔は軍艦マーチが至る所でBGMとして流れていたんだなぁと思って見ていたが、ある意味これはナイスな演出とも言える。純情男の一生がかかった結婚問題なのだから、ここは勇ましく軍艦マーチで決意を固めるといった演出かしらん。

すき焼き美味しそうだが、肉固そうだなぁ…。すき焼きに肉まん…若大将シリーズ定番メニューは、東宝の定番メニューだったのか!?笑

ラストの母親の顔は、嬉しい顔、娘の幸せを願う顔、そしてほんの少しの「良い縁談だったのに…」という顔かしらん。
入社していきなり三船のアシスタントずるい。三船の笑顔をみるだけでもう終盤泣かされるのが予感できる。社内の男女民主化運動はまずお茶汲み問題から。女子社員のなかでの嫉妬や噂話などをまじえながらふんわりとハッピーエンドに落ち着く。上京した母の三好栄子と遊園地の乗り物に乗る三船、パチンコする三船、伊豆始めとの婚約を前に後悔で涙ぐむ稲子の家にアポなしで訪れて求婚、承諾されたら握手を求める三船。好き。清水将夫と村瀬幸子の両親、フランス語勉強中の弟井上大介、優しくてええ家族だ〜。

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