こういう「THE昭和」なリーマンものは大好物だ。裕次郎はシリアスよりも絶対こういう痛快コメディ路線でいいんだってば。そして脇役をキッチリ固めておけば一丁上がり。裕次郎やら東宝植木等や源氏鶏太の原作の…
>>続きを読む冒頭、新入りの分際で勝手に社長の椅子に座る裕次郎…
これ、植木等さんだったら笑って成立するのになぁ、と思ってたら長門裕之さんがコメディリリーフで登場、バランス良くなった。
まっ、そもそも真面目に論…
いつもの裕次郎映画のメンツ。
それにしても酷い演技ばかり。コメディだと割り切っても、やっぱり権威に対する批判精神が欠けている。社長になることが「天下を取る」ことだった時代はあまりに遠い。
北原三枝…
石原裕次郎(大門大太)
長門裕之(亀村兵治)
中原早苗(ユリ子)
北原三枝(尾山沢子)
滝沢修(鬼平五左衛門)
小沢昭一(バシンの五郎)
益田喜頓(尾山係長)
笹森礼子(キミ子)
金子信雄(袋井専務…
石原裕次郎の新機軸企画としてサラリーマン物がスタートし、娯楽映画として成立。荒唐無稽で無国籍アクションを超えているかも?おちゃらけの夢?結構笑えた。裕次郎ブームなら何でもOKだった。中原早苗は好演だ…
>>続きを読むう~ん、裕次郎のサラリーマン物でも凡庸な部類に入るのではないか。
かつての陰のある男を演じていた面影は皆無で、出世を目指すサラリーマンというある種凡庸な役柄。コミカルな演技も良いが、共演の長門裕之に…
安定の裕次郎サラリーマン路線。
北原三枝と中原早苗の役回りも完璧なまでにいつも通りだが、笠原玲子が参戦しているのが少し特色か。
「人後に落ちない貞操」「彼が天下人なら私は淀君」等、香ばしい台詞回しが…