このレビューはネタバレを含みます
家出少年ヴィリーが殺人とスーパー強盗やらかすお話。もっとド派手にドンパチやるものだとばっかり。小道具くらい凝って欲しかったです。
冒頭主題歌から何からダサかったです。それが味になっているわけでもなく。翻訳の問題もあるかもしませんが台詞回しもダサい。画作りもダサい。
落伍者の理不尽や悲哀を描くには、壊滅的に技量不足という印象。全員情緒が残念な人にしか見えないという。
カット割りやら展開やら、やってることはとても面白そうでしたが、如何せん全く形なっておらず残念な気持ちに。ラストもそこでおわるの…?
脚本を読んだら面白そうな気がするんですが、三流社会科学者なんかにありがちな独りよがりでヘタクソな文章を読んだときと同じ気持ちにさせられた映画でした。