南北戦争で、北軍逆転勝利のきっかけとなった黒人部隊の誕生からその活躍を描いた作品です。特に、この部隊を率いた白人大尉の視点でストーリーが進みます。
デンゼルワシントンと、モーガンフリーマンが出演している超豪華な映画でもあります。
私が、感激したのは、黒人部隊と白人部隊は仲が悪いのですが、南軍の砦に向かっていく黒人部隊を送り出す時に、白人部隊が応援するところか良かったですね。
それ以外は、昔の映画風で、淡々とした感じでストーリーが進みます。アメリカの中では、奴隷制度が終わり、黒人が白人と一緒に闘うという事が、それだけで歴史の中で大きな変化点なのでしょうね。その変化を離れたところから見ている感じの映画です。
最後に、かなり強力に武装した南軍の砦に黒人歩兵隊が突っ込んで行くシーンは、日露戦争の日本軍のようでした。進軍の掛け声の中で、周りの仲間がどんどん撃たれて行く。日本もアメリカも同じような戦いをしていたんだなあと思いました。