たけちゃん

トッツィーのたけちゃんのレビュー・感想・評価

トッツィー(1982年製作の映画)
4.0
あなたの辛い時期は、もう過ぎた!


シドニー・ポラック監督 1982年製作
主演ダスティン・ホフマン、ジェシカ・ラング


前回、「ツイスター」のレビューをあげた時に、竜巻の向こうに飛んでいく「ドロシー」を話題にしましたが、そのドロシーから思い出した映画があったんで、手に取りました!

「オズの魔法使い」じゃありませんよ~( ¯−¯ )フッ
ダスティン・ホフマン主演の「トッツィー」です!



みなさんは生まれ変わったら、次は男性に生まれたいですか?それとも女性がいいですか?

小学生の時、余興で女装したことがあるんですが(後にも先にも、これ1回ですよ…)、カツラ姿が妹にそっくりで、可愛いと大絶賛され、クセになりそうでした(笑)

スカートがスースーして、心元なかったことを覚えています...( = =) トオイメ




今作は、気難しく売れない俳優が、仕事を得るために女装してオーディションを受けるというコメディです。

だが、ただのコメディ映画ではない。

女装したのは、元々、仕事を得るためであったのだが、女装を続けるうちに、女性として社会生活を送ることの大変さに気づいていく。

性差別、セクハラ、賃金格差……
役柄の中で世の中の女性の声を代弁すると、たちまち役柄での人気も出た。しかし、ウソをつき続けることの大変さも感じていく。特に、愛してしまった人へのウソは……。




この作品でダスティン・ホフマンが演じたのが、役者のマイケル・ドーシーであり、ドロシー・マイケルズという女優なんです( ˘ ˘ )ウンウン

ダスティン・ホフマンはすごいですよね~。僕には完全に女性にしか見えなかった。

そして、気難しい役者役(笑)
最初から自分のような役者のイメージだったそうで、セルフパロディなんですよね。笑う。女性だけではなく、自分たち役者が抱える問題をも提示していたんだなぁ。


ヒロインのジェシカ・ラングがキラッキラして、サイコーでしたね。僕はジェシカ・ラングが大好きなんですよね~。

実は「女優フランシス」の後に出たのがこの作品です。厳しい作品の後だったので、周りから、次はコメディに出るといいよとアドバイスがあったんだそうですが、役の振り幅がすごい!
素晴らしい女優ですね~( ˘ ˘ )ウンウン

そして、この作品でアカデミー賞助演女優賞を受賞しました(。・ω・。)ゞビシッ!!





また、今回観たのは、ゴールデン洋画劇場で放送された日本語吹き替え版で、マイケル/ドロシーを小松政夫さんが担当したものです。
小松さん、上手かったなぁ。まったく違和感がない。懐かしかったし、感心しました!

通常の吹き替えは山寺宏一さんが担当しています。聞き比べるのもいいですよね。
でも、僕は小松版が好き( ˘ ˘ )ウンウン





さて、最初の質問ですが……
僕は生まれ変わっても、やっぱり、また男で生まれたいですね~。そして、次の人生でも今の妻や子供と出会いたいなぁ……ナンチャッテ