Tom2022

亡国のイージスのTom2022のレビュー・感想・評価

亡国のイージス(2005年製作の映画)
3.0
海上自衛隊のイージス艦(駆逐艦)が舞台になる映画ってあまりないと思いますので、ワクワクしながら見てみました😄。

海上自衛隊のイージス艦いそかぜ副艦長の宮津(寺尾聡)と、対日工作員のヨンファ(中井貴一)が、共謀してこの船をジャックします。そして、生物兵器でテロ攻撃するために東京湾に入ります。全員退艦指示後に残った先任伍長の仙石(真田広之)が、この攻撃を未然に防ぐ為に、いそかぜを奪取しようと試みます。

この映画は、ハープーンミサイルなどの兵器の発射シーンなどが、とても迫力があり良かったですね。また、大物俳優が多く出ていてびっくりしました。きっと相当に力を入れた映画なんだろうなと思います🤔。

仙石は、昭和の香りがたっぷりするとても熱い人です😄。真田広之さんが演じているのですが、いつもと違いごく普通の人のアクションでした。また、ちょっと太ったのかななんて思います(この辺は、役作りなのかも知れませんけど)。

工作員側に、体の動きが早く、身のこなしもすごく良いむちゃくちゃ強い女兵士が出て来てきます。話の中で大事な役割を担っている感じがするのですが、その背景や関係性の描写があまりなくて感情移入出来なかったのが残念です。原作では、きっと大きな意味のある人なんでしょうね。

予想したよりも面白かったです。脚本が、ちょっと唐突に感じる部分がありましたので、事前に原作を読むとより理解しやすいのだろうなと思いました😄。
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