亡国のイージスの作品情報・感想・評価

「亡国のイージス」に投稿された感想・評価

YellTao

YellTaoの感想・評価

3.0
もし、日本にもスパイがいたら?

原作者の福井晴敏ファンとしては かなり残念な作品となってしまった。
原作が相当なスケールなので2時間程に収めるなんて、やっぱ無理なんだね。
見応えある激しい戦闘シーンや、特にわたしの大好きな緻密で繊細な人間模様が中途半端だった(涙)。

これが成功していれば、福井作品に共通して出てくる、架空の非公開諜報機関『DAIS(ダイス)』こと、防衛省情報局のスパイシリーズが映画で観れたかもしれないのに!

当作品に限らず、登場する日本の工作員の描き方が繊細で素晴らしいので、これをきっかけに小説ファンが増えたら良いな。
あと、このスケールが再現できるほどの、日本の映画界の成長を期待したいな。
「これが戦争だ」か。北朝鮮の工作員複数名が日本のイージス艦に潜入なんてできるかな?そしてそのクーデターになんで日本人クルーが賛同するのか?と疑問は多々あるが、ミサイル発射の手順とか独特の掛け声とかコンソール画面とかだいぶリアリティあって、軍事サスペンスの雰囲気は楽しめた。ベテラン俳優陣が制服着てる佇まいだけでいいね。いろいろ劇場版パトレイバー2を彷彿とさせる。
piyo

piyoの感想・評価

3.4
出演者がとにかく渋い、艦内も官邸も。
終始緊張感のある良い映画です、あと艦内の様子が事細かに見れるのもとてもよし。
原作が好きなのでビクビクしながらみたけど想像してたよりよかった DAISの入り口にDAISって書いてあるの笑ってしまったけど…
pen

penの感想・評価

-
キャストクレジットに並ぶ名前も実際に画面に出てくる顔ぶれも豪華、戦闘機や戦艦は自衛隊関係が全面協力、国家を揺るがす壮大なスケールの物語とそれに絡む男たちの固い信念、気合いの入ったセットにアクションと爆発!

こうやって文字で書くと自分の好きな要素ばかりしか無く、理想的な日本発の大作サスペンスアクション映画のように思える。実際ヒットしたらしいし(当時自分は観てなかった)、きっと支持はされたんだろう。
しかし今回初鑑賞したものの、そんなに心を掴まれたりする瞬間が無かった。

役者陣の熱演も素晴らしいし起きている事態も派手で見応えがあるのにいまいちに感じてしまったのは、映像による語り口が淡々としてるように見えたからだろう。事件発生前の予兆のテンションのまま、事件そのものを描いてしまっているように感じてしまった。
いつの間にか物事が恐ろしい方向に進んでいるというのは同じ監督の『KT』や『トカレフ』では効果的だったものの、こちらでは相性が悪かったのでは、と思った。

出血描写が妙に丹念且つ粘っこく撮られてるのと、勝地涼の初々しさが印象的だった。
トレボーセイアゲイン・・・は『パト2』オマージュだろうか。
出演陣はなかなか豪華で期待してみたが、たくさんあるだろう背景を二時間じゃとても描ききれていない印象。特にキーフレーズは「亡国」だろうのに、それが深く掘り下げきれてないのが残念。真田広之がただただ頑張る映画になっていた。原作読もうかな。
ナック

ナックの感想・評価

3.0
細かい所は突っ込みたくなるけど、真田広之がめっちゃ頑張ってた
主演は真田広之だが、中井貴一ももう一人の主演でしょうね。
中井貴一と言えばあんまりいいイメージがないんですが、この作品については別です。
無表情で感情を表に出す事の無い演技は、かなりハマっていたのではないでしょうか!?
対して真田広之は熱血漢
特にこれといった体術やスキルを持ち合わせていた訳でもないけど、先任士官の責任感と艦にたいする知識だけを武器にテロリストと立ち向かう。
どこか沈黙の戦艦ともかぶりますが、日本の自衛隊と言う状況を踏まえた映画としてはいい映画だと思います。
定期的に何回も見直してる作品
滝和也

滝和也の感想・評価

3.2
自衛隊クーデター。
占拠されたイージス艦
首都東京は疎か、
ミサイルの射程内
全ての日本人が人質に。

福井晴敏原作。これも売れに売れてた頃の作品。戦後日本とは…日本人とはを問いながらも、圧倒的スケールと政府スパイ組織DICEと自衛隊、クーデター部隊、暗躍する某国部隊の戦いを描く原作はダントツ面白い作品。更に…真田広之、中井貴一、寺尾聰、佐藤浩市と当代きっての豪華布陣。更に監督は名作どついたるねんの阪本順治。しかも自衛隊がバックアップ。これならいくら何でもイケるだろと…。

…あれ…。

う〜ん、ダイハードと沈黙の戦艦の劣化版…。まぁ確かにこう言う話だけれども…。原作はかなり長い話でバックボーンがかなり厚めに描かれてるし、丁寧なんだよな〜と改めて原作に関心。

確かに主人公に少年工作員が出てくるけども…前髪クネオこと勝地涼デビューですわ、荷が重すぎる。しかもDICEの佐藤浩市に至っては活躍がない…。ブルース・ウィリスポジションの真田広之の役もアクションができるってことでの起用なんだろうけど、ミスマッチ…。原作ではもっとおっさんですよ。カッコ良すぎなんです。敵役の中井貴一も今ひとつかな〜。

福井晴敏の世界観は虚構を丁寧に積み重ねて描いてリアリティを出すんで、短い2時間の映画は向いてないのかなと。本来駆け引きや過程をきちんと書き込まないと薄っぺらくなるんですよ。映画的にアクションで見せようとしても、邦画レベルでこれをやっても先駆者がハリウッドですから見栄えがしない…。比較されちゃいますから。

原作が好きだし、ストーリーは面白いはずなんで、やりようによっては、撮り方によってはもっとできる作品ですよ。最近某国がきな臭いのでリメイクしたらどうなのかな…。
琉太

琉太の感想・評価

2.0
スタートの安っぽい土下座でヤバいかもと思ったらチープなシーンの連続
真田広之の熱演が無駄でした
中井貴一ファンとしてはガッカリした
勝地涼の事よく知りませんが彼には荷が重かったのかな?演技もセリフも軽い
自衛隊協力して貰ったのに勿体ない
>|