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フィフィ・マルタンガル
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『フィフィ・マルタンガル』に投稿された感想・評価

最近になってデジタル・レストア版で公開してくれているのでそちらを見たよ。感想はそちらで。
[バカンス映画じゃないけどジャック・ロジエ] 60点

パリの小劇場で自作の芝居「イースターエッグ」を上演するカザノヴィッチは、モリエール賞を業界の陰謀と捉えて辞退する。それでも怒りは収まらず、夜公演の脚本を変更するのだが、今度は俳優たちが追加の練習を求められててんやわんや。そこに別の現場でCM撮影(なんとニワトリ役!)をしていたランペールという俳優が怪我したことが分かり、さぁ大変!という時に、実に胡散臭そうな俳優兼地方公演請負人のガストンが劇場に現れ、その類まれなる記憶力でランペールの代約を申し出る…基本的にバカンス映画作家としてのジャック・ロジエしか知らないので、劇場と楽屋からほぼ一歩も出ずに舞台の練習風景を映すのは確かに物珍しいものの、フランス文学に明るくない上に舞台演劇に対してそこまでの温度を持って接してきていないので、イマイチ魅力を感じないのが残念なところ。それでも、あまり優美そうでない話題に対して和やかな時間が流れる感覚はこれまでのロジエ映画に近いものを感じる(逆に言われないと流石に分からない)。


以下、上映時の冊子からの引用(を書いたmixiからの引用)
・ジャック・ロジエ『フィフィ・マルタンガル』の最新版に寄せて

この作品は、演劇についてのファンタジーであり、マルクス兄弟(『我輩はカモである』)やルビッチの『陽気な中尉さん』を意識しています。僕はギトリや、ウェールズ、ミネリ、パニョル、ルノワールといった《舞台》に関心を持っている映画監督を敬愛しているのです。
同時に、私の個人的な舞台袖や劇中の歌のシーンに対する愛着もあるでしょう。前作のテレビ・シリーズJoséphine en toumée(『ツアー中のジョゼフィーヌ』(仮))でも既にカーテンが下り、(劇中の)音楽はまだ続くもののまだ客席が明るくなる前、演劇用語では《précipité(プレシピテ)》と呼ぶ時間帯での口論のシーンがあります。僕は『フィフィ・マルタンガル』でも、同じテーマを扱っています。セットを変更するためカーテンが下りている後ろでガストンとその助手ジョゼリトとの会話のシーンがあります。
マルセル・カルネの『天井桟敷の人々』のあるシーンからも影響を受けています。舞台『アドレの宿』のシーンでピエール・ブラッスール演じるフレデリック・ルメートルが勝手に演じ、プロンプターは完全に筋を見失ってしまいます。そのため、フレデリック・ルメートルが書かれていた台本を演じることができなくなってしまったのです。
私について人々がしばしば評するのとは逆に、即興のシーンはありません。即興で台詞が作られたように感じさせるためには、書かれ、演出される必要があると考えています。『フィフィ・マルタンガル』には、入念に練られた(おそらく過剰なまでに)シナリオがあります。そのシナリオを読み返した後、最初のいくつかのシーンをカットし、その順番を変更しました。その結果出来上がったのが、この新バージョンなのです。

引用元↓
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=4594935&id=47003394
これはこれでいいじゃないか!と、もう無条件にジャック・ロジェの映画を擁護したくなる。いや、本当に私は好きだったよ。
これで今回の特集は終わりなんだ…と寂しくなった。