すべての道はローマへの作品情報・感想・評価・動画配信

すべての道はローマへ1948年製作の映画)

TOUS LES CHEMINS MENENT A ROME

製作国:

上映時間:97分

ジャンル:

3.5

「すべての道はローマへ」に投稿された感想・評価

collina

collinaの感想・評価

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はちゃめちゃだわ、おいおいおい、って、展開が続くけれど、笑えるし、主演2人と口うるさいお姉さん、周りの愉快な登場人物のおかげで見ていられる。

まさにもう、スクリューボールコメディでも、スラップスティックでもあるような。
フランス映画にもこんな作品があるんですね。

ジェラール・フィリップが三枚目を演じていますが、髪の色を変えようが、そばかすだろうが、眼鏡をかけようが、やっぱり、素敵です。けれど、おかしな声音、歩き方、行動で、暴れていると、やっぱり、三枚目なんです。完全な三枚目。悲劇も喜劇もできるそんなところが彼の魅力の1つです。ミシェリーヌ・プレールとの相性も抜群。酔っ払っている2人のおかしさといったら。

「眼鏡を外して、髪を整えたら、素敵よ」って、あのジェラール・フィリップに言うの!?って爆笑。

おかしさ満載、気分爽快なコメディ。

ジェラール・フィリップの魅力にますますのまれていく今日この頃。

このレビューはネタバレを含みます

世紀の男前ジェラール・フィリップがミステリ好きの幾何学者を演じるスラップスティック・コメディ。

フィリップがちょっぴり抜けてる男前をコミカルに表現。
その美貌は、顔中ソバカスも丸ぶち眼鏡でも隠せはしない。

花火でFIN🎆
わか

わかの感想・評価

3.2
「世界一の美男子」ジェラール・フィリップの無駄遣いかと思いきや、ハンサムみが最高でした。
最初ちょっとダレたけど、2人を微笑ましく見守ってしまった。
おもしろかった
螢

螢の感想・評価

3.5
変人だけどお人好しの幾何学者の青年と、わがまま系ハリウッド女優の、ドタバタ珍道中系ライトラブコメ。「世界一の美男」の代名詞だったジェラール・フィリップの、美男さゼロのコミカルさが秀逸です。

ローマで開かれる学会に参加するため、世話役の姉を連れてフランスから車を運転する、幾何学者のガブリエル。
彼は、道中立ち寄ったレストランに備え付けられた電話ボックスの中で「自殺の仕方」と「追手」について大声で話している謎の美女ローラと出くわす。
美女は高級なアメリカ車に乗って颯爽と立ち去るけれども、間をおかずに、レストランに彼女を追っている男女が現れる。

世間知らずでお人好しのガブリエルは、なにやら事件に巻き込まれているらしい彼女を助けなければ!と、慌てて彼女の乗る車を追いかける。そして、追手を欺くため、彼女の運転手の代わりに彼女を目的地が同じローマまで送ることにするけれど、これが珍道中の始まりで…。

実は、ローラの正体は、仕事先のローマに向かってたアメリカの有名女優。電話ボックスでの自殺話も、次に出演する映画の演出について話し合っているだけだった。追手の男女の正体も、スクープを狙うマスコミ。
彼女は暇つぶしとばかりに、自分のことを知らずに本気で助けようとするガブリエルの前で、悪の組織に追われる女を演じてみせて…。

ストーリー自体は正直、ご都合主義というか、手の込んだつくりではないです。

でもその分、なにも考えずに役者さんたちのコミカルな演技を存分に楽しめます。
変人だけどお人好しなガブリエルを演じた、1940年代後半〜1950年代の美男の代名詞だったジェラール・フィリップの徹底的な三枚目ぶり。
ザ・女優という雰囲気全開で、コケティッシュであざといのに、どこか憎めないローラを演じきったミシュリーヌ・プレール。

何も考えずに、この二人の魅力を楽しむ映画と思ってみると、とても素敵な作品です。
脇を固める役者さんたちの演技もまたいい。

ジェラール・フィリップは、アラン・ドロンの前の美男の代名詞だそうですが(ドロンが売れる前にフィリップはわずか36歳で他界)、同じ「美男」でも、アラン・ドロンとは全く違う魅力で、比べて観るのも楽しいです。
なんでも、フィリップは「知性美」、ドロンは「野心美」カテゴリーだったとか。

気楽に楽しく観られる作品です。
アメリカの人気女優の電話の会話を勘違いして、幾何学博士が彼女を救うためローマまで一緒に逃避行。
ミシュリーヌ・プレールの茶目っ気溢れる表情はかわいらしく、知的だけれどもどこか夢見がちでミステリーが好きな博士という役柄をこれまで甘いマスクのドン・ファンという役を多く演じているジェラール・フィリップが演じきっていて、芸幅の広さを楽しめる。『肉体の悪魔』では同じカップルで、悲哀が描かれるとのことで、見てみたい。
pier

pierの感想・評価

3.5
スクリューボールコメディ。
『赤ちゃん教育』のケイリー・グラントのようなキャラ。
よしだ

よしだの感想・評価

3.4
おかしな幾何学者とハリウッド女優が繰り広げる珍道中。ロマンチックな雰囲気ゼロで、とことんコミカルな仕上がり。

『花咲ける騎士道』もそうだけど、ジェラール・フィリップは喜劇もこなせるなんて。今回はその美形を隠してヤボったい三枚目キャラに。動きもいちいちおかしくて笑わされた!

ストーリーも至って単純、とにかく笑いだけを詰め込んだような作品。万人受けするシュールな面白さです。