IMW2025 ⑩
ムンバイ在住のタミル人で軍人としてカシミールで勤務しているジャガディーシュ（ヴィジャイ）は、帰省中にバスを狙った爆弾テロに遭遇する。独自に調査を進めた彼は、より大規模な同時多発テロ計画をつかみ同僚たちと共にテロを未然に防ごうとする。
我らが“Thalapathy（大将）”ヴィジャイの“若大将”時代の作品で、後に「カッティ」「サルカール」を撮る事になるA・R・ムルガダース監督との初タッグ作品。
ヴィラン役の役者さんがThalapathy作品としては珍しい、若手のイケメン！演じているのが、後に「ガネーシャ マスター・オブ・ジャングル」で主役を張る事になるヴィドゥユト・ジャームワールさんで、マーシャルアーツ経験者なだけに素晴らしい動きを見せてくれる。だが、せっかくThalapathyをあそこまで追い込んだのに、思わず挑発に乗ってしまい、結局ヤラレてしまうという、「コマンドー」での“ベネット”状態だったのが実に残念だった😢
“軍人とその家族達へのリスペクト”を裏テーマとした作品で、爆弾テロだったり拳銃🔫によるヘッドショットだったりと、結構な数の犠牲者が出るハードな展開。そんなハードボイルドな本筋なのに、“若大将”時代のThalapathy作品らしく歌や踊り、コメディパートが随所に差し込まれる。でも、物凄く深刻な件の最中なのに、いきなりコメディ芝居が始まったりと、そのバランスがちょっとおかしくて、気持ちの持って行き方が難しかった😅。
それと、Thalapathyの相手役として、当たり前のように、この時期のThalapathy作品の常連カージャルちゃんが登場してきて、やっぱりか！と、そのお約束状態に笑えてしょうがなかった😅

• #2025劇場とらキチ
• #インド魂

インディアンムービーウィーク2025-2026＠ミッドランドシネマ名古屋空港にて。
全6作品で、見たことないのはコレ1つだけだった。まぁ無いよりはマシだけど、もっと頑張れミッドランド。

ここんとこ昔のサタジット・レイばかり見てたので、いつものタミル語ヴィジャイが新鮮。ダンスもアクションも、ちゃんとある。
敵の黒幕を追い詰めてゆく作戦が面白い。爆弾テロ映画なのに爆弾が少な目なのが残念だけど。
そういう命のやりとりをしながらカージャル・アグルワールと恋のやりとりもするのがインド映画だね。

軍人諜報員が、独自の破天荒捜査でテロリストを密かに始末。
テロリストのボス、怒って非道な手で報復を始める。
意外なやつが大活躍。
そして、可愛い顔した2人の直接対決の行方は…。

「サルカール」のムルガダース監督とヴィジャイさんの初タッグ作品。
後に、ムルガダース監督自らヒンディーリメイクもした(アクシャイ・クマール&ソーナークシー・シンハー)。

ヴィジャイさんの十八番の演説もなく、民衆に向けたメッセージというより、軍人の苦悩と軍人への感謝が描かれた、スリラーアクションという感じかな。
そして、これ程までにヒロインの存在意義を感じない作品は初めてかも…笑
カージャルが可愛いから見れるけど。
英語字幕だから、私が理解しきれてないだけなのかな…有識者に伺いたいわ…。
ダンスシーンの2人の衣装はめちゃくちゃ素敵だった。

若々しいヴィドゥユトさんが、めっちゃ可愛い顔して睨み付けてくるのギャップ萌え。
途中ヒンディー語のシーンがあったけど、あれはヴィジャイさん自分で喋ってるのかなー。
ヴィジャイさん自身で歌ってるの何曲かあるけど、テルグ版だからわからんー。
タミル版が観たいー。(そこは字幕無しで頑張るしか)



↓以下余談

我らがSpacebox様が、ヴィジャイ&ヴィジャイ・🐻パティの「Master」を1月13日の本国公開に合わせて日本でも上映してくれる(ただし英語字幕のみ)って仰るもんだから、試しに通して英語字幕で観てみたよ(いつもなら止めたり戻したり調べたりする)。

結局全部観るのに3日くらいかかったよー！なのに殆どわからなかったよー！その後自動翻訳で観たよー！(絶望)

過去の自主上映は、英語無理だから諦めてたけど、せっかく配給様が本国公開に合わせて頑張ってくれるんだし、めっちゃ観たいし、初挑戦しようかなって…。
「Master」3時間近くあるらしいじゃん…？
このままだと、タラパティとVSPが大画面でイチャコラするのを眺めるだけのアトラクションになるわ。


ま、それでいいか。