画面のそこらかしこに散りばめられている漢字(日本語)がめっちゃ目につきまくった。
TSUTAYAで新作・準新作4本で借りるのにラスト1本どないするー？ってなって旦那が持ってきた作品なので全く何も知らんまま観たせいか、のっけから「これはどんな話？ここはどこ？」って疑問符が頭の上にずっと浮かんでた感じ。
主人公の男性がクリス・ヘムズワースとクリス・エヴァンスを足して二で割って別エッセンスを加えたようなイケメンで、見ていてヒューヒューした。眼福！
暫く見ていてたら「研究所は山梨県にある」「山梨？」「山梨！」「山梨…」「そう、山梨」「どこそれ？」みたいなやり取りが出てきて、そうか舞台は日本なのかって分かる。とはいえ日本らしい何かが出てくるわけでもあまりないから、ふーん舞台は日本なのねーくらいなもんだった。
私がSF苦手ってのもあるけど、ずっと何が起きてんのか謎だった。マジで自分の頭が弱すぎて悲しくなる。現代と過去が入り交じる描写も多くて、で？結局この夫婦になんの問題が起きたの？って疑問がいっぱいだった。
02ちゃんの「03が出来たら私用無し？」的なセリフが心に残りすぎて、いよいよ03が出来上がった際の02ちゃんの行動が切なすぎて主人公テメー！コノヤロー！ってなった。02ちゃんの行動があまりにも人間すぎる。
ラストはマジでビビる。えー！そっちー！！？みたいな、ここまでずっと「何だこの映画？」ってなってたけど、ラストに全部持っていかれた。これは、え？なに…？
【以下ネタバレ含む】
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結局事故で死んでいたのは主人公で、生きて居たのが妻側だったわけだけど、妻側は現実世界で夫のアーカイブをAIに、ってことしてよね？(たぶん)
主人公はアーカイブの中で必死に妻の意識をAIに移そうとしてたわけだけど、実際は生きていた妻がそれをしていなかったとしたら、これって最初からバッドエンドじゃん…。
アーカイブを残せる契約期間3年間を主人公が悪戯に弄ばれていたようにも見えて、(妻側としては契約期間いっぱいは子供と夫を関わらせたかっただけなのかもしれないけど…)なんか、ちょっと酷いなって思ってしまった。
SFでもオカルトでもホラーでもゾンビでもどんなジャンルでも思うけど、死んだ人を生き返らせよう！とか死んだ人の意識を残そう！とかって、やらん方がいいんだろうな。寂しいしまた会いたいって思う気持ちは私も痛いほど分かるけど、実践には移したらダメだわ。
んー、もやもやエンド！！！
