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SEXマシーン 卑猥な季節
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『SEXマシーン 卑猥な季節』に投稿された感想・評価

シングルマザー(平沢里菜子)との肉欲生活に溺れている青年(吉岡睦雄)が、特殊極まりない人間関係の中に取り込まれていく。本能に従順な青年のナンセンス劇を描いている、新東宝配給のピンク映画。旧題「ヒモのひろし」。

その場凌ぎの性衝動を活力にしているシングルマザーと、肉欲一直線の自堕落な青年を主役に据えている作品。ヒロインの人間性を知る男たちのコミュニティに、青年が迎え入れられるというモチーフが面白い。

主演女優・平沢里菜子の、性の営みを俯瞰して眺めているようなキャラ作りもまた魅力的であり、性のエネルギーが満たされそうで満たされない、ざわついた感覚を得ることができる。

ヒロインが太鼓のジャンベを愛好していたり、周囲の男たちがコオロギ相撲を生業にしていたり、各素材を取り出す分には面白い。しかし、世界観の構築が不完全であり、それらが「線」になっていないところが残念。全体的に、奇を衒った作品の典型という印象。
2.5
〖ピンク映画〗
原題とGyaO!が『ヒモのひろし』‼️
吉岡睦雄ワールド全開のダメ男が、やばすぎる…作品でした。

2021年2,161本目
3.0
あらゆる点でムカつく映画だが許せてしまう何かがある。

ヒモ男がバスでシングルマザーと出会い、降りた駅でいきなり性行為を求める。当然観てる側は、男は拒絶されるとおもうのだが「家に帰るまで待てない?」と女は言う。この時点でこの映画は我々の常識が一切通用しない非人間的物語だと気づく。それから先はお決まりのように濡れ場が延々と続く。この映画の主軸になるのがコオロギ相撲。暇を持て余した男たちがコオロギを採取して、闘わせるのだ。ヒモ男はこの競技にのめり込む。そこでライバルも登場してしょうもない闘いが繰り広げられる。ほんとうにくだらない展開がずっと続くのだがなぜか許せるし、観ていられる。その要因として考えられるのは、クソみたいな物語のくせに映像がやたら美しいこと。ビスタサイズの鮮明な映像で構図も作りすぎず外しすぎない丁度いい按配。あえてだとおもうがあからさまなアフレコの多用も悪くなかった。日活ロマンポルノ的な空気感をだして、しかもいやらしさがない。映画の空気にしっくりおさまっていた。

そして決定的にこの映画のあらゆる汚点を許せてしまうのは、主人公のヒモ男ののびのびとした演技だろう。声も動き方も明らかにルパン三世を連想させる。コミカルで爽やかで愛らしい。このキャラクターを作り上げた時点でこの映画は勝ちだ。ほんとうにくだらない映画だったがどうしても嫌な気はしなかった。ちなみにDVD版のタイトルは「卑猥」。脚本のもともとのタイトルは「ヒモのひろし」。「sexマシーン〜」は劇場版のタイトルなのか?

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