「これが本当の太陽にほえろ、ってね！HAHAHA！」
ミッドサマーの元ネタの一つらしい、程度のふんわりしたやつで観に行きました。
ちょっといきなり二転三転するね。
まず今作は古いカルト映画だろうと思ってハードルは地中に埋めたけど、かなり見易い作りで驚いた。
昔の映画って1から10までクドいくらい映像に収めがちだけど、この映画は「1、2、3と来たら次は当然4、5と続くからその辺は切って6まで飛ばす」って言う、割と近年の映画センスな編集でまー驚いた。見易い見易い。
…と思ってたんだけど、鑑賞後ちょっと調べたら最近新しく編集したのね…。
自分の中で一番の評価点が編集とテンポの良さだったからちょっとがっかり…。
…と思ってたんだけど、さらに概要読んでみると、オリジナルより6分長くなっているらしい…。もう何がなにやら分からないです٩( ᐖ )۶
ようやく話を戻して…。
結末への衝撃度合いってやっぱりそれまでの伏線と世界観をいかに崩せるかっていう、そのギャップが鍵だと思うのね。
多分この時代の映画にしては結構攻めたどんでん返しだとは思うけど、そこに落ちるギャップが弱い。要はそれに該当する伏線がババンと活きてくれば良かったのになぁと。
とは言え先述の通り編集の妙によりかなり見やすく、奇妙で不気味ながらエンタメ感も忘れずな作品だった。
あとカタツムリの交尾は言葉に表せないほど妖艶で、この世のものとは思えない様相なので、興味のある方はググってみましょう
