ウィッカーマン final cutの作品情報・感想・評価

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「ウィッカーマン final cut」に投稿された感想・評価

yoitomake

yoitomakeの感想・評価

4.0
劇中歌「Maypole」が最高すぎて家帰ってAppleMusicで10回くらい聴いた。

内容は他のレビューで大晦日のガキ使っぽいって書いてる人いたけど、これに尽きた。
くそ頑固おじさんと性の喜び島人のバトルが繰り広げられてて、どっちもどっち。
ハウイーさんの異教徒きもい!無理!やめて!的な態度が最後まで不快だった。劇中唯一のキリスト教徒のこいつが傲慢すぎるせいで、裸でも下品でもフリーセックスでもべつに迷惑かけてなかったらよくない?といった気分になってくる。これが狙いなのか。
言葉は通じるのに話は通じないって恐ろしい。僕は警官の方が正しいとも思わないし、傲慢な部分なんかは寧ろ良くないんだけど、多数派によって少数派が押し潰されていく様子は本当に怖い。でもこの島民たちも、全容が国に知られたら潰されるんだろう。

島の宗教はケルトが下地っぽいけど、自然信仰に輪廻の概念があったり、日本と結構共通点あって興味深かった。獅子舞みたいなのもあったし。ケルト文化調べてみよう。

衣装や自然が美しいのも魅力的。
女性の裸体も綺麗だしエロティックだけど、踊ってる場面とかは何か笑っちゃう。
めっちゃ好きかも!

「ミッドサマー」に先駆けること40年以上、1973年公開作品のファイナルカット版。新宿では時間合わずに観れなかったのですが、新文芸座さんが上映してくれました!ありがとうございます♪


舞台はスコットランドの島。冒頭から水上機が出て来てテンションあがります。
行方不明の人探しですが、島民は何かを隠している様子。

ラストはポスタービジュアルからも推察出来るのですが、音楽が陽気、ミュージカル的だったりで楽しく観れました。

どっちが狂気なのかが反転するように見える所や、ラストカットの美しさ、島のガジェットなどとても魅力的な映画でした。
カナコ

カナコの感想・評価

3.5
やっと見れた!!!めちゃくちゃこわ、、、

ミッドサマーもそうだったけど、この島民たちはこれが正しいことって信じてる訳だし、道徳的にどうとか倫理的にどうとか、法律がとか、キリスト教では、とか、普段自分が絶対と信じているであろうことが一切通用しないからめちゃくちゃこわい。

カルト集団 vs 敬虔なキリスト教徒の警察官
ていう、かなり相容れない対立図で、序盤から早速「主人公終わったな…」感が漂ってた。

こういう宗教色が強い映画を見るといつも思うけど、もし自分が無宗教じゃなくて何かを信仰してたら、もっと違うことを考えるのかなと思う。

(レディヘのBurn The WitchのMVに似てるなと思ったら、この映画をオマージュしてるらしい)
Yasu

Yasuの感想・評価

4.0
序盤の違和感、中盤の狂気、ラストのどうにもならない感、凄まじいものがあった。

色々と気味悪いし、うえってなるし、動物は可哀想だったけど、あの夕日と燃えていく立像は何とも言えない美しさがあった。

ハウイーの「異教徒め!」と徐々に警察の職務を超えたものになっていくのは権力や信念の暴走に見えたけどそう言う感じ方で良いのかしら。もう何もわからない。
宿屋のお姉ちゃんの裸は美しかった。
タカ

タカの感想・評価

3.7
死と再生の祭り

内陸から離れた孤島
島民から匿名で依頼された捜索願
少女を救うための正義感と職務を全うするための責任感
合わせ持った二つの思いは簡単には実を結ばない
土着の思想は島民たちの団結を生み出し
何か大きな秘密を共有しているように感じる
私にとってのまともはあなたにとってのまともなのだろうか?
生きていく中で築き上げた価値観
それががねじ曲がり始めたとき
数の優位が自らの思想を翻弄していく

"復活"ではなく、"転生"という教え
司祭もいない、教会も廃墟
国教として指定される宗教でさえ
独自の地で発展を遂げた異質の前では意味を失う
この島では死という概念は完全に逸して
朽ちた生命は自然の一部に流転して生き続けていく
自然神を信奉した信仰心の間では
人の命を生贄とした豊穣の願いも至極当然
死と再生の祭りと言われる五月祭が 
刻一刻と迫る

絶望の中で視界に入る人型
自分の終わりを意識し始めてもなお思想を貫き通す
最後の最後まで厳格な殉教者
だからこそその役割を十二分に発揮する
絶叫と熱唱が入り混じる祭りのクライマックス
見事に世界は二分される…


ここから感想(ほぼほぼメモ)

一枚岩集団の恐怖
マジョリティの優位性がただただおそろしい
どのような思想であろうが、大人数が少人数を圧倒するパワーバランスの恐ろしさ
あの島を排除しなければならないという感想を持つ人がいるのではという可能性が何より怖い
決してキリスト教が何より正常ということではない
受容せず押し付けようとすること
他人の思想を蹂躙すること
決してしてはならないことだ
yasu

yasuの感想・評価

4.0
エロいのに、ちゃんと歌になってる。ラスト、そのまま焼かれる。
のぶぃ

のぶぃの感想・評価

4.1
昔radioheadのburn the witchのMVを画家の友人と見ていたらこれ何か既視感があると言い出し、どうしても思い出せないから池袋の某有名映画館のスタッフに聞いたらどうかと提案して、ようやくわかった映画タイトルがウィッカーマンだった。
調べてみるとそのMVはこの映画のオマージュらしい。
それからいつか見たいと思っていた映画だった。
伝説的カルト映画らしい。

見てみると納得した。
宿屋の娘が隣の部屋で裸踊りをして男を誘うシーンはかなり笑えた。

1973年に撮られたイギリス映画らしく、フリーセックスなどのヒッピームーブメントの空気感を感じた。
変な悪夢を見たような気分になれる映画だった。
U

Uの感想・評価

3.5
ミッドサマーのあとすぐ観れて良かった!
主人公の警察官はこの島は狂ってる!って決めつけるけど、島の人にとってはあれが普通で信じるべきものなんだよね。絶対的に正しいことって本当はないんだろうな。
Mi

Miの感想・評価

3.8
夕焼けを見ながらみんなで歌い踊る、あまりにもピースフルなラスト
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