とてもマジカルで可愛らしく、元気になれるミュージカル。
ドラァグクイーンになりたい高校生ジェイミーが自分らしい姿でプロムに行くまでのお話。
ドキュメンタリーを元に作られ、ウエストエンドで上演されているミュージカルを舞台版の演出家が映像化とのこと。
生徒たちがみんなで歌うシーンがどれもとても楽しくていい。
曲調もなんだか新鮮。表題曲はとても耳に残るし、気づけば鼻歌で歌ってる。ジェエェエェエェイミー♪の部分が好き。
夢に向かってひたむきなジェイミーの前向きさと、それを支える母親の愛や親友プリティとの友情、いじめっ子や先生にガツンとやり返す瞬間など、高校生ならではの要素がたくさん詰まっている。
一方で、ドラァグクイーンの歴史を学ぶシーンもあったりして新鮮。映画ならではの演出も楽しかった。
パパは最低な人だったけど、ママはずっとジェイミーを応援していて、ママとの関係がとっても素敵だったなぁ。私も息子に赤いキラキラのハイヒールを贈れる母でありたい。
YouTubeで舞台版を字幕付きで観られることが分かったので、近々観てみようっと。たのしみ。
