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ある人質 生還までの398日のmfgのネタバレレビュー・内容・結末

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


あんまり好調ではない時に大きな判断決断をするべきではない…失意の時、挫折の時にはじっと耐え忍んで自身の内を磨くことも大事/自身の天命使命をなんとか見出そうとする姿勢は素晴らしいけど…冷静に常識的に考えて客観的な意見も鑑みる必要もある/甘い考え甘い常識がどこでも通用するわけではないということ /殺伐とした環境が人間をここまでも非情にさせるのか…?/自我に基づく短絡的な行動が呼び起こす自身及び他者への莫大な悲劇、悪の増長への間接的加担…愚かさ無知さは悪となり得るため真なる智慧を得る必要がある/自分もキツい状況下に置かれているのに、他の拉致被害者を気遣える拉致被害者仲間の心遣い…凄い…/無鉄砲で無知であることもまた罪と言えるのでは…?/酷い連中をビートルズで皮肉るのはビートルズへの冒涜になるからやめて…!/家庭内に不和があることもよくなかったよね…/身代金のための募金活動は違法…法律って煩わし…/ロバの真似をして悪なる連中を喜ばせることで命を永らえるor人間としての尊厳を守るためロバの真似をしない →ロバの真似が上手だからやらされるのであるため、下手くそなロバの真似ををするという解決策…キツすぎる状況でのひとときの笑い…かえって辛い…/拉致被害者家族のリアル…/危機的状況において拉致被害者仲間への猜疑心が募る→それに乗じて悪魔の囁き(猜疑心を煽り、かつ嘘の甘言を吐く)をする悪なる連中…まさに地獄、まさに悪魔…/→拉致被害者たちへの見せしめとして殺害され、拉致被害者仲間のせいであると罪の意識を持たせる…やり方の汚さがまさに悪魔…/人間の心に“失望”(拉致被害者家族に対する身代金の値上げ、続々と解放されていく拉致被害者仲間たち…)という楔を打ち込んでくる悪魔のやり方ほんとに卑劣…/別れ際の拉致被害者仲間の餞別の台詞(“ヤツらの憎悪に負けたくない”“僕の心にあるのは愛だけだ”“ヤツらのことは忘れろ 君の人生を生きろ 時間を無駄にするな”)…そういうことが言える人間としての器のデカさに感服…/無事に解放…→大きな苦難困難を乗り越えることで家庭調和が実現…!/→…しかし…依頼された拉致被害者仲間の死を確認(自身の信条に反したような台詞を言わされ殺される映像の確認…音声のみを確認するよう指示されるもやっぱり見ちゃう…キツすぎる…)→…からの暗記した最期の言葉を遺族に伝える…かつて共に死の危機に瀕した拉致被害者、一方は生き残り もう一方は死に…生き残ったら生き残ったで辛いものがある…

人を傷つけたり殺したりするのが神のためであるはずがない…全ての人々が真なる地球神を信仰する必要がある、間違った宗教が蔓延っているがために信仰の真なる価値を受け入れることが出来なくなっている現代人の多さという問題点
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