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サムジンカンパニー1995のkazu1961のレビュー・感想・評価

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)
3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-641
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋高卒女性社員が会社の汚水流出事件の真相を解明し告発する。とにかく韓国らしい社会性もあり、コミカルでもある
痛快な作品です。特にラストへ向けてのスパートが爽快でスッキリ!!ストレス解消に良い作品かも。

🖋主演の3人のうち1人コ・アソン、『グエムル-漢江の怪物-』の娘ヒョンソがここまで成長したんや!!と妙な感慨に耽りました。

🖋本作、実話を基にしたフィクションでいかにも韓国らしい。高卒女性社員が力を合わせて事実を隠蔽する会社を相手に力を合わせ真相解明に向けて奔走する姿を応援してしまいます。韓国ならではの学歴、性別差社会も痛烈に批判しているのも良いですね。

🖋監督はイ・ジョンピル。主演の3人の高卒女性社員は、コ・アソン、イ・ソム、パク・ヘスらが演じています。このトリオがなかなかコミカルで良い味を出しています。あと実際に事件が起きた1995年のファッションやメイク小道具なども当時を再現すべくこだわいるのもミソ!!

😆Story:(参考:公式サイト)
1995年、金泳三大統領によってグローバル元年と位置付けられた韓国。ソウルでは語学学校が早朝クラスでも満席になるなど、街のいたるところで英語が聞こえてきていた。ソウル・乙支路(ウルチロ)。サムジン電子に勤める生産管理3部のイ・ジャヨン(コ・アソン)、マーケティング部のチョン・ユナ(イ・ソム)、会計部のシム・ボラム(パク・ヘス)。大企業に勤める高卒の女性ヒラ社員たちは実務能力は高いが、主な仕事はお茶くみや書類整理など雑用ばかり。しかしそんな彼女たちにも、会社の方針でTOEIC600点を超えたら、「代理」に昇進できるチャンスが到来!ステップアップを夢みて英語を学ぶ彼女たちだったが、偶然、自社工場が有害物質を川に排出していることを知る。事実を隠蔽する会社を相手に解雇の危険を顧みず、力を合わせ真相解明に向けて奔走する3人。彼女たちの部署の垣根を越えた友情、会社を守りたいと思う愛社精神、そして不正に立ち向かう正義感に勝機はあるのか?

🔸Database🔸
・邦題 :『サムジンカンパニー1995』
・原題 :『Samjin Company English Class』
・製作国 : 韓国
・初公開 : 2020
・日本公開 : 2021/07/09
・上映時間 : 110分
・受賞 : ※※※
・監督 : イ・ジョンピル
・脚本 : ホン・スヨン、ソン・ミ
・原作 : ※※※
・撮影 : パク・セスン
・音楽 : タルパラン
・出演 : コ・アソン、イ・ソム、パク・ヘス

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
国際化のため激変する90年代の韓国を舞台に、大企業に勤める3人の高卒女性社員たちが、会社の不正に立ち向かっていく姿を痛快に描いたコメディドラマ。1995年、ソウル。大企業サムジン電子に勤める高卒の女性社員たちは、すぐれた実務能力を持っていても、任されるのはお茶くみや書類整理など大卒社員のサポートばかり。しかし、そんな彼女たちにもチャンスが訪れる。社の新たな方針で、TOEIC600点を超えたら「代理」という肩書を与えられることになったのだ。ステップアップのため英語の勉強に励む女性社員たち。ジャヨンもそんな女性社員のひとりだが、ある時、彼女は会社の工場から汚染水が川に流出しているのを目撃する。その証拠を会社は隠ぺいしようとしていたが、ジャヨンと同僚たちは解雇の危険も顧みず、真相解明に向けて奔走する。ジャヨン役で「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」などポン・ジュノ作品で知られるコ・アソンが主演。ジャヨンの同期ユナ役で「ハッピーログイン」のイ・ソム、シム・ボラム役に「スウィング・キッズ」のパク・ヘスが共演。監督は「花、香る歌」のイ・ジョンピル。
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