マスカレードシリーズ第二弾。前作と同じシチュエーションとメインキャストを起用することは変わり映えしないし結構難易度が高い設定だと思ったけど、次々に訪れる事情を抱えた訪問客たちがみな怪しく目が離せず楽しめた。
前作はクレジット的にもそりゃそーじゃない？ってキャストが犯人だったけど、今回は誰が犯人でとおかしくない絶妙なキャスティング。「あの役全然登場せん…ってことは犯人？」みたいな予想がハズレる贅沢な使い方してた。だからギリギリまで犯人はわからなかったのは良かったけど結局推理より「調べたらわかった」みたいな感じで話が進みタイムリミットがあることへの緊迫感もなくミステリーとしてはいまいちだったかな。
全ての客を疑う警察と全てのお客様を信じるホテルマン。相反する組織がどちらも自分達の使命を胸に職務を全うする様子がカッコいい。けどパーティー参加者が危険に晒される可能性をキムタクに怒られるまでピンときてないホテル側大丈夫か？って感じではあった。笑
あっさりみれるキムタクミステリー、第3弾に期待。あと音楽がやっぱり良い。(最後のシーンはキムタクじゃなかったらキモいおじさんの戯言になってたよね。キムタクすご)
