記録
アルベール・カミュの有名小説を巨匠ルキノ・ヴィスコンティが映画化。
母の死をきっかけに殺人の罪を犯した男の社会への不条理を描く。
私はカミュの原作は未読であるが、本作は人間社会の不条理を描写する一方で、主人公ムルソーの宗教への信仰心や贖罪への背徳感が強く表現され、どこか哲学的にも感じられた。
アンナ・カリーナもヴィスコンティ作品に出演されていたとは知らなかった。
ヴィスコンティの映画なので、途中少しだけ寝落ちしてしまったが、それでも楽しめた内容なので、これはこれで良かった。
1週間しか上映しない劇場もあるので、本作を観られてない方は是非ご覧下さい。