チェコスロバキアでも未成年によるSNSのトラブルがある事をこのドキュメンタリーで知った。年頃の娘を持つ保護者の立場であれば、たまったもんじゃない。日本では人権やらの変な弁解でそこまでの映画を作れないだろう。
スタッフの一人が知人男性を見つけるシーンがあったが、旅行業界で子供のキャンプとかを運営しているという事実が発覚したがヤラセであって欲しかった。終了間際に自宅前で男性に問い詰めていたが、この後が知りたくなる。
気になったのはこの加害男性たちはペドフィリア(小児性愛者)ではないという医学的な診断らしいが、広義においては当てはまるだろう。
一例だけ性的な話をしない好青年がチャットに現れ、女性は泣き出し心を開くシーンがあったが、モザイク処理も途中からなくなり後の取材でも青年には問題がない事を制作サイドは証明したようではあるが、私はそこにこの問題がイタチごっこで解決ができない落とし穴を見てしまった。
刑事罰による法的な処罰も必要ではあるが、再犯率が高いため加害者には社会復帰に向けて熟練した矯正治療も同様に必ずおこなうべきである。
エンドクレジットに流れる着信音を模した聖歌隊による女の子のコーラスが胸に響く。
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